メニュー
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー
世界のいきものを動画でチェック!YouTube
いきもの.com
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー

シルキーシファカ

2026 5/02
インドリ科
2026年5月2日
シルキーシファカ
©2006 Jeff Gibbs: clipped from the original
目次

シルキーシファカの基本情報

英名:Silky Sifaka
学名:Propithecus candidus
分類:インドリ科 シファカ属
生息地:マダガスカル
保全状況:CR〈絶滅危惧ⅠA類〉

シルキーシファカ
Photo credit: Jeff Gibbs

絶滅に極めて近いサル

シルキーシファカは、シファカの中でも美しい容姿をしています。

白くて絹のようなその体毛は、名前の由来にもなっています。

種小名の“candidus”はギリシャ語で「白」、英名の“silky”は英語で「絹のような」を意味します。

そんな美しきシルキーシファカですが、世界で最も絶滅に瀕したサルの一種と言われています。

大人の個体数はたったの250頭と推測されており、レッドリストでは危険度の最も高い絶滅危惧ⅠA類に指定されています。

彼らの絶滅を食い止めるための保全活動が求められています。

下の動画では、野生のシルキーシファカの健康状態を調べたり、追跡器具を付けたりすることで、これ以上彼らの数が減らないために活動する人たちの様子が紹介されています。

においがサイン

シファカのなかまが繁殖できるチャンスは、1年にたった一度だけです。

つまり、メスの発情が1年に一度ということです。

これを逃すと次の繁殖のチャンスはまた1年後です。

そのため、オスはメスが発情しているかどうか、毎日血眼になって確認しなければなりません。

しかし、確認すると言ってもシファカはチンパンジーなどのように外形的な特徴が発情時に出るわけではありません。

どうやって確認するのでしょうか。

シファカは、メスの発情をにおいから知ることができます。

オスもメスも臭腺(しゅうせん)を持っており、ここから出るにおいをコミュニケーション手段としています。

オスはメスの発情をこのにおいから感じ取るのです。

下の動画の後半では、まさにメスが木に付けたにおいをオスがかいでいる様子を見ることができます。

ちなみに、そのにおいが分泌される臭腺はアポクリン腺と呼ばれますが、これは人間も持っており、ワキガの原因となっています。

シルキーシファカの生態

生息地

シルキーシファカは、マダガスカル北西部の熱帯雨林に生息します。

食性

昼行性で、葉を主食としますが、果実や花、種子なども食べます。

葉は消化に時間がかかるため、このサルの活動時間のおよそ半分は休息に当てられます。

形態

体長は48~54㎝、体重は5~6.5㎏、しっぽの長さは45~51㎝で、体格上において性差はありません。

しかし、その一方で毛の色には性差があります。

メスが全体的に白いのに対し、オスは胸のあたりが茶色です。

この茶色の部分は、繁殖期になるとより大きくなるようです。

行動

シルキーシファカは、2~9頭から成る群れを作ります。

群れではメスの方が優位にあり、食べ物において優先権を持ちます。

また、この群れは単雄単雌、単雄複雌、複雄複雌と様々な形をとります。

繁殖

繁殖には季節性があり、11月~1月にかけて交尾が行われます。

そして年に一度のチャンスをつかめれば、メスは約6カ月の妊娠期間の後、1匹の赤ちゃんを産みます。

シファカ属のサルは、通常母親だけが赤ちゃんの世話をしますが、ミルンエドワーズシファカやこのシルキーシファカでは、母親以外の群れのメンバーによるグルーミングや運搬などの世話が観察されています。

赤ちゃんを産んだメスは、出産してしばらくは発情できません。

出産から次の妊娠までの性的休止期間は約2年と言われています。

あわせて読みたい
ミルンエドワーズシファカ ミルンエドワーズシファカの基本情報 英名:Milne-Edward’s Sifaka学名:Propithecus edwardsi分類:インドリ科 シファカ属生息地:マダガスカル保全状況:EN〈絶滅危惧...
シルキーシファカ
Photo credit: Jeff Gibbs

人間とシルキーシファカ

絶滅リスク・保全

シルキーシファカは、先述のように絶滅の危機に瀕しています。

主な原因は農地開拓や違法伐採などによる森林破壊です。

また、現地では彼らの肉を食べることがタブーとされていないため、狩猟も大きな原因となっています。

 Silky Sifaka | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

そんなシルキーシファカですが、残念ながら日本の動物園では会うことができません。

いつの日か絶滅の危機から救われ、彼らが日本にもやってくる日を待ち望んでやみません。

インドリ科
霊長目 曲鼻亜目 キツネザル下目 キツネザル上科 インドリ科 シファカ属 絶滅危惧ⅠA類 アフリカ マダガスカル
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
カテゴリー
  • 被甲目
    • アルマジロ科
  • 鱗甲目
    • センザンコウ科
  • 管歯目
    • ツチブタ科
  • 有毛目
    • ナマケモノ亜目
      • フタユビナマケモノ科
      • ミユビナマケモノ科
    • アリクイ亜目
      • アリクイ科
      • ヒメアリクイ科
  • イワダヌキ目
    • ハイラックス科
  • 兎形目
    • ウサギ科
    • ナキウサギ科
  • 奇蹄目
    • バク科
    • ウマ科
    • サイ科
  • 長鼻目
    • ゾウ科
  • 海牛目
    • ジュゴン科
    • マナティー科
  • 鯨偶蹄目
    • ペッカリー科
    • イノシシ科
    • シカ科
    • プロングホーン科
    • ウシ科
    • カバ科
    • ラクダ科
    • ヒゲクジラ亜目
      • セミクジラ科
      • コククジラ科
      • ナガスクジラ科
    • ハクジラ亜目
      • アマゾンカワイルカ科
      • イッカク科
      • ネズミイルカ科
      • マッコウクジラ科
      • マイルカ科
    • キリン科
  • フクロネコ形目
    • フクロネコ科
  • 双前歯目
    • カンガルー型亜目
      • カンガルー科
    • ウォンバット型亜目
      • コアラ科
      • ウォンバット科
  • 齧歯目
    • リス形亜目
      • ヤマネ科
      • リス科
    • ヤマアラシ形亜目
      • ヤマアラシ顎下目
        • ヌートリア科
        • デバネズミ科
    • ビーバー形亜目
      • ビーバー科
  • 単孔目
    • ハリモグラ科
    • カモノハシ科
  • 食肉目
    • ネコ型亜目
      • ネコ科
      • ジャコウネコ科
      • ハイエナ科
      • マングース科
      • マダガスカルマングース科
    • イヌ型亜目
      • アシカ科
      • セイウチ科
      • アザラシ科
      • イタチ科
      • クマ科
      • スカンク科
      • イヌ科
      • アライグマ科
      • レッサーパンダ科
  • 霊長目
    • 曲鼻亜目
      • キツネザル下目
        • アイアイ上科
          • アイアイ科
        • キツネザル上科
          • イタチキツネザル科
          • インドリ科
          • キツネザル科
          • コビトキツネザル科
      • ロリス下目
        • ロリス上科
          • ガラゴ科
          • ロリス科
    • 直鼻亜目
      • メガネザル下目
        • メガネザル上科
          • メガネザル科
      • 真猿下目
        • 広鼻小目
          • オマキザル上科
            • オマキザル科
            • クモザル科
          • サキ上科
            • サキ科
        • 狭鼻小目
          • オナガザル上科
            • オナガザル科
          • ヒト上科
            • ヒト科
            • テナガザル科
  • 参考書籍
  • 用語
  • インタビュー
生き物.comについて
  • Home
  • 図鑑
  • いきもの.comについて
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 霊長目
  3. 曲鼻亜目
  4. キツネザル下目
  5. キツネザル上科
  6. インドリ科
  7. シルキーシファカ
目次