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ジャワルトン

2026 5/15
オナガザル科
2026年5月15日
長い尾で木の枝に座るジャワルトン
ジャワルトン
目次

ジャワルトンの基本情報

英名:Javan Lutung (Spangled Ebony Langur)
学名:Trachypithecus auratus
分類:オナガザル科 ラングール属
生息地:インドネシア(ジャワ島、バリ島、ロンボク島)
保全状況:VU〈絶滅危惧Ⅱ類〉

飼育場で寄り集まる赤毛と黒毛のジャワルトン4頭
Photo credit: Petr Kratochivil

色違いのサル

ポケモンやったことある人は分かると思いますが、色違いのポケモンが出てきたときってめちゃくちゃうれしくなかったですか?

実はジャワルトンには色違いの個体がいます。

色違いと言えば、他のサルや動物にもいると言えばいます。

ただ、それはほとんどが白色か黒色をしています。

白ならホワイトタイガーとか、ホワイトライオンとか有名ですよね。

これはアルビノといって、体の色素がない(メラニンの欠乏)ために白色化したものです。

一方、黒はクロヒョウなどが有名です。

こちらはメラニズムといって、逆に体の色素(メラニン)が過剰に生産されたために黒色化したものです。

さて、このサルには色違いのものがいると言いましたが、これは白でも黒でもありません。

通常、ジャワルトンは黒に近い色をしています。

ところが、色違いのジャワルトンは赤茶色をしているのです。

この色違いは、ジャワ島の中部と東部にのみ生息しています。

面白いですね。

ちなみに、生まれたばかりの赤ちゃんは鮮やかなオレンジ色をしています。

これは捕食者である猛禽類から見つかりにくくするためだとか、群れのなかまの目を集めやすくするためだとか言われています。

生後半年ほどで赤ちゃんはオトナのような黒い体になります。

葉を食む橙毛のジャワルトン仔の顔のアップ
Photo credit: tom_bream07

ジャワルトンの生態

生息地

ジャワルトンは、インドネシアの固有種で、ジャワ島東部、バリ島、ロンボク島などに生息しています。

食性

沿岸林やマングローブ林に棲み、若葉を中心として、他に果実、昆虫などを食べます。

ジャワルトンは、種子も食べるので、種子の散布をする、生態系には欠かせない存在です。

また、ジャワルトンは葉食に適した体を持っています。

彼らは大きなくびれた胃にたくさんの微生物を共生させることで、繊維質の葉の消化をしています。

形態

体長45~65㎝、体重7~8㎏で、オスの方が少し大きくなります。

行動

ジャワルトンは6~23頭からなる、単雄複雌の群れを作ります。

ジャワルトンの社会は母系社会で、メスが生まれた群れに一生留まる一方、オスは成熟すると群れを離れ、新しい群れを作るまで一人で行動したり、他のオスたちと群れを作ったりします。

しかし、近年の研究によってオスだけでなくメスも群れを移籍することが分かってきています。

その理由はあまりよく分かっておらず、更なる研究が俟たれています。

群れに産まれた赤ちゃんは、母親だけでなく他のメスにも世話されます。

これをアロマザリング行動と言います。

注目を集めやすい赤ちゃんの色もこれに関係しているかもしれません。

その一方で、仲間が外敵に襲われても平気で寝ていたり、関心を示さなかったりという無慈悲な行動も観察されているようです。

樹枝で長尾を垂らすジャワルトンの赤毛と黒毛
Photo credit: X posid

人間とジャワルトン

絶滅リスク・保全

ジャワルトンは、人間による森林の破壊、森林の分断、肉目的、ペット目的の狩猟などの影響で、個体数を減らし続けています。

レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されており、更なる個体数の減少が懸念されています。

 Javan Lutung (Spangled Ebony Langur) | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

そんなジャワルトンですが、残念ながら日本で会うことはできません。

ジャワルトンを一目見てみたいという方は、是非現地に行ってみてください。

野生ではもちろんのこと、現地の動物園でも見ることができるようです。

オナガザル科
霊長目 直鼻亜目 真猿下目 狭鼻小目 オナガザル上科 オナガザル科 コロブス亜科 ラングール属 絶滅危惧Ⅱ類 アジア 東南アジア インドネシア
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