メニュー
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー
世界のいきものを動画でチェック!YouTube
いきもの.com
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー

マツテン

2026 5/16
イタチ科
2026年5月16日
黄色い喉斑が特徴のマツテンの顔
©2019 Charlie Marshall : clipped from the original
目次

マツテンの基本情報

英名:Pine Marten
学名:Martes martes
分類:食肉目 イタチ科 テン属
生息地:アルバニア、アルメニア、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、ボスニアヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ジョージア、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イラン、アイルランド、イタリア、カザフスタン、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、モルドバ、モンテネグロ、オランダ、北マケドニア、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、ウクライナ、イギリス
保全状況:LC〈軽度懸念〉

マツテン 生息地マップ 在来個体群
倒木で口を開ける橙喉のマツテンの接写
Photo credit: Charlie Marshall

木登りの達人

イタチ科のなかまの中では中くらいの大きさのマツテンは、完全ではないものの、イタチ科の中では珍しく出し入れできる爪を持っており、木登りを得意としています。

樹上で生活する時間も長く、日中は木の洞などで休息していることも多いです。

そんなマツテンの獲物には、樹上でも生活するリスがいます。

リスを捕らえるため、マツテンは時に木々の間をジャンプしながら、樹上をすばしっこく動きます。

あの動きの素早いリスを木の上で捕まえるとは中々素晴らしい能力ですね。

とはいえ、マツテンは樹上だけでなく地上でも生活します。

特に木の葉が落ちる冬は地上での生活が増え、巣も地下に掘られた穴を使います。

当然狩りも地上で行われることが多くなります。

マツテンの足は、冬になると毛で覆われます。

また、体全体も密で厚く、滑らかな冬毛で覆われます。

粗くてまばらな夏毛から冬毛に変わり始めるのは9月ごろからで、この冬の体をもって、彼らは地上、地下で生活する獲物を追います。

下の動画では、まさに冬の狩りの様子を観察することができるので、是非ご覧下さい。

ちなみに、マツテンはえさの少ない冬のために、食料を貯蔵することがあります。

いくら樹上でも地上でも地下でも狩りができると言っても、冬は厳しい時期なのですね。

マツテンの生態

生息地

マツテンは、ヨーロッパ一帯の落葉樹林、混交林、針葉樹林など、森林がある所にはどこでも生息します。

食性

彼らは雑食性ですが、ネズミやリス、ウサギなどの小型哺乳類が主な食料となります。

その他には、果実(地域によっては食べられない)、鳥類、昆虫、両生類、爬虫類、死肉なども食べます。

形態

体長は45~58㎝、体重は0.8~1.8㎏、尾長は16~28㎝で、オスの方が最大30%までメスより重たくなります。

行動

マツテンは夜行性で単独性です。

狩りは夕暮れから明け方にかけて行われ、日中は行動圏内に複数ある巣で休息します。

行動圏は糞や腹部および肛門にある臭腺でマーキングされます。

一般的にオスの行動圏の方がメスよりも広く、オスの行動圏は複数のメスと重複しています。

繁殖

繁殖には季節性が見られ、交尾は7月~8月にかけて行われます。

実質の妊娠期間は30~35日ですが、約7カ月の着床遅延があるため、出産は3~4月に行われます。

一度に産まれてくる赤ちゃんは2~5頭で、通常は3頭です。

出生時、赤ちゃんは30グラムほどで、耳は聞こえず、目も見えません。

生後1カ月で目が見えるようになり、36~45日で固形物を食べ始めます。

生後7~8週には巣から出るようになり、12~16週で巣を離れます。

生後14週で性成熟に達し、寿命は野生で長くて10年、飼育下では最長18年です。

松枝で振り返る赤毛と白顔のマツテン
Photo credit: ethan.gosnell2

人間とマツテン

絶滅リスク・保全

マツテンは、家畜を襲う害獣として、狂犬病を持つ害獣として駆除の対象となることがあります。

また、その毛皮を目的とした狩猟の牙にかかることもあります。

これらに加え、森林の減少がマツテンにとっての脅威となっていますが、その分布域の広さ、安定した個体数などから絶滅は危惧されていません。

レッドリストでも軽度懸念として登録されています。

 Pine Marten | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

そんなマツテンですが、残念ながら日本では見ることができません。

しかし、日本にはマツテンに近縁である、クロテンやニホンテンが野生で暮らしています。

もし彼らを見たときには、ぜひマツテンのことも思い出してあげてください。

雪山を背に倒木で下を覗く黒毛のマツテン
Photo credit: Thomas Broxton Jr
イタチ科
食肉目 イヌ型亜目 イタチ科 テン属 軽度懸念 ヨーロッパ アイルランド アルバニア アルメニア イギリス イタリア イラン ウクライナ エストニア オーストリア オランダ カザフスタン 北マケドニア ギリシャ クロアチア ジョージア スイス スウェーデン スペイン スロバキア スロベニア セルビア チェコ デンマーク ドイツ トルコ ノルウェー ハンガリー フィンランド フランス ブルガリア ベラルーシ ベルギー ボスニアヘルツェゴビナ ポーランド ポルトガル モルドバ モンテネグロ ラトビア リトアニア リヒテンシュタイン ルクセンブルク ルーマニア ロシア
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
カテゴリー
  • 被甲目
    • アルマジロ科
  • 鱗甲目
    • センザンコウ科
  • 管歯目
    • ツチブタ科
  • 有毛目
    • ナマケモノ亜目
      • フタユビナマケモノ科
      • ミユビナマケモノ科
    • アリクイ亜目
      • アリクイ科
      • ヒメアリクイ科
  • イワダヌキ目
    • ハイラックス科
  • 兎形目
    • ウサギ科
    • ナキウサギ科
  • 奇蹄目
    • バク科
    • ウマ科
    • サイ科
  • 長鼻目
    • ゾウ科
  • 海牛目
    • ジュゴン科
    • マナティー科
  • 鯨偶蹄目
    • ペッカリー科
    • イノシシ科
    • シカ科
    • プロングホーン科
    • ウシ科
    • カバ科
    • ラクダ科
    • ヒゲクジラ亜目
      • セミクジラ科
      • コククジラ科
      • ナガスクジラ科
    • ハクジラ亜目
      • アマゾンカワイルカ科
      • イッカク科
      • ネズミイルカ科
      • マッコウクジラ科
      • マイルカ科
    • キリン科
  • フクロネコ形目
    • フクロネコ科
  • 双前歯目
    • カンガルー型亜目
      • カンガルー科
    • ウォンバット型亜目
      • コアラ科
      • ウォンバット科
  • 齧歯目
    • ネズミ形亜目
      • トビネズミ科
      • メクラネズミ科
    • リス形亜目
      • ヤマネ科
      • リス科
    • ヤマアラシ形亜目
      • ヤマアラシ顎下目
        • ヌートリア科
        • デバネズミ科
    • ビーバー形亜目
      • ポケットマウス科
      • ホリネズミ科
      • ビーバー科
  • 単孔目
    • ハリモグラ科
    • カモノハシ科
  • 食肉目
    • ネコ型亜目
      • ネコ科
      • ジャコウネコ科
      • ハイエナ科
      • マングース科
      • マダガスカルマングース科
    • イヌ型亜目
      • アシカ科
      • セイウチ科
      • アザラシ科
      • イタチ科
      • クマ科
      • スカンク科
      • イヌ科
      • アライグマ科
      • レッサーパンダ科
  • 霊長目
    • 曲鼻亜目
      • キツネザル下目
        • アイアイ上科
          • アイアイ科
        • キツネザル上科
          • イタチキツネザル科
          • インドリ科
          • キツネザル科
          • コビトキツネザル科
      • ロリス下目
        • ロリス上科
          • ガラゴ科
          • ロリス科
    • 直鼻亜目
      • メガネザル下目
        • メガネザル上科
          • メガネザル科
      • 真猿下目
        • 広鼻小目
          • オマキザル上科
            • オマキザル科
            • クモザル科
          • サキ上科
            • サキ科
        • 狭鼻小目
          • オナガザル上科
            • オナガザル科
          • ヒト上科
            • ヒト科
            • テナガザル科
  • 参考書籍
  • 用語
  • インタビュー
生き物.comについて
  • Home
  • 図鑑
  • いきもの.comについて
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 食肉目
  3. イヌ型亜目
  4. イタチ科
  5. マツテン
目次