メニュー
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー
世界のいきものを動画でチェック!YouTube
いきもの.com
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー

コツメカワウソ

2026 5/15
イタチ科
2026年5月15日
前足を組んで佇むコツメカワウソ
©2014 zoofanatic: clipped from the original
目次

コツメカワウソの基本情報

英名:Asian Small-clawed Otter
学名:Aonyx cinereus
分類:イタチ科 ツメナシカワウソ属
生息地:バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム
保全状況:VU〈絶滅危惧Ⅱ類〉

仰向けで爪を見せるコツメカワウソ
Photo credit: zoofanatic

参考文献

知られざる動物の世界 8 / 原タイトル:World of Animals.1:Mammals[本/雑誌] (単行本・ムック) / 本川雅治/監訳
created by Rinker
¥3,740 (2026/05/15 14:12:05時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング

手先が器用な賢いカワウソ

コツメカワウソは、その名の通り、指先から出ることのない、他のカワウソと比べると小さな爪を持っています。

その爪が生える手には、一部水かきが付いていますが、他のカワウソほど完全ではなく、第一関節から先には全く水かきが見られません。

このようなコツメカワウソの特徴は、穴を掘ったり上手に泳いだりする能力を低減させる一方で、彼らに器用な手先を与えています。

彼らの手先の器用さは霊長類以外の動物では見目を見張るものがあります。

例えば、下の動画でも見られるように、コツメカワウソは手足で石ころや貝殻を使ってジャグリングすることができます。

また、コツメカワウソは獲物を捕らえる際、ほとんどのカワウソがするように口で捕らえるのではなく、手で押さえてから口に運びます。

多くの動物において、狩りの際、手は補助的なものにすぎませんが、コツメカワウソでは最も重要な役割を果たしているのです。

あわせて読みたい
ユーラシアカワウソ https://youtu.be/rJl7zNJbT8c ユーラシアカワウソの基本情報 英名:Eurasian Otter学名:Lutra lutra分類:イタチ科 カワウソ属生息地:アフガニスタン、アルバニア、...
あわせて読みたい
ノドブチカワウソ ノドブチカワウソの基本情報 英名:Spotted-necked Otter学名:Hydrictis maculicollis分類:イタチ科 ノドブチカワウソ属生息地:アンゴラ、ベナン、ボツワナ、ブルキ...
あわせて読みたい
カナダカワウソ カナダカワウソの基本情報 英名:North American River Otter学名:Lontra canadensis分類:イタチ科 カナダカワウソ属生息地:カナダ, アメリカ合衆国保全状況:LC〈軽...
あわせて読みたい
オオカワウソ https://youtu.be/9eUorkrAt8w オオカワウソの基本情報 英名:Giant Otter学名:Pteronura brasiliensis分類:イタチ科オオカワウソ属生息地:ボリビア、ブラジル、コロ...

手先の器用さに加え、コツメカワウソは賢さも兼ね備えています。

彼らは学習能力が非常に高く、水族館や動物園では下の動画のように芸を教えているところもあります。

また、ある飼育下の個体では、えさである貝を日向におき、熱で貝殻が開いたところを食べる様子が観察されています。

コツメカワウソや霊長類を見ていると、手先の器用さと賢さには深い関係があるのかもしれません。

コツメカワウソの生態

生息地

コツメカワウソは、スマトラ島やボルネオ島を含めた東南アジアを中心に、標高2,000mまでの泥炭湿地やマングローブ、田んぼなど水辺に生息します。

食性

主食はカニなどの甲殻類や魚類で、その他にはカエルなどの両生類、軟体動物、昆虫なども食べます。

獲物の大きさはまちまちで、ある野生動物保護区では、甲羅の大きさが10~44㎝のカニを食べていたといいます。

形態

体長は40~63㎝、肩高は20㎝、体重は2.7~5.4㎏、尾長は25~35㎝で、コツメカワウソはカワウソの中では最も小さい種になります。

彼らの臼歯は発達しており、カニの甲羅をかみ砕けるほど頑丈です。

行動

コツメカワウソは、12頭前後から成る家族群で暮らします。

その中心には繁殖するペアがおり、このペアは一生変わらないことが多いです。

彼らは非常に社会性が高く、採餌の時以外はグルーミングしたり、レスリングをしたりします。

また、音声によるコミュニケーションも発達しており、少なくとも12の音声が知られています。

コツメカワウソは主に日中活動しますが、人が周辺にいる水田では多くが夜行性です。

また、彼らは他のカワウソよりも陸で過ごす傾向が強く、深い水辺よりも浅い所を好みます。

繁殖

コツメカワウソは多くて年に2度繁殖します。

メスの排卵周期は28~30日で、発情期間は1~13日。

この時、メスは体をこすりつける回数や、尿などによるマーキングの回数が増えます。

妊娠期間は約60日で、50g前後の赤ちゃんが一度に1~6頭産まれます。

出産、育児は地上の巣穴で行われます。

また、育児は母親だけでなく父親によっても行われます。

赤ちゃんは生後40日で目を開き、生後10週で巣穴から出るようになります。

生後約3カ月には泳ぎはじめ、離乳し始めます。

生後2~3年で性成熟に達し、寿命は飼育下で11年前後です。

岩の上でくつろぐ2頭のコツメカワウソ
Photo credit: Katja Schulz

人間とコツメカワウソ

絶滅リスク・保全

コツメカワウソは、生息地の減少や密猟などにより、今でも個体数を減らし続けています。

東南アジアでは、泥炭湿地やマングローブが埋め立てられたり、森林が伐採されお茶やコーヒーのプランテーションになったりしており、彼らの生存を脅かしています。

また、農地で使用される農薬が増えるなどすれば、水辺の環境を汚染してしまいます。

このような汚染は、コツメカワウソに直接の影響を与えるだけでなく、エサとなる魚などの減少を通して、間接的にも悪影響を及ぼします。

また、コツメカワウソは一部で毛皮目的の狩猟の対象になっています。

このような脅威により、コツメカワウソは過去30年の間で、個体数を30%以上減らしたと言われています。

IUCNのレッドリストでは、2008年より準絶滅危惧から絶滅危惧Ⅱ類に格上げされてしまっています。

 Asian Small-clawed Otter | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

そんな絶滅の危機に瀕するコツメカワウソですが、日本では多くの動物園、水族館で見ることができ、人気者として知られています。

動物園では、北海道の円山動物園、千葉県の千葉市動物公園、静岡県の浜松市動物園、兵庫県の王子動物園、愛媛県のとべ動物園、福岡県の福岡市動植物園、水族館では、石川県ののどじま水族館、大阪府の海遊館などなど、数々の施設で見ることができます。

彼らの手先の器用さ、賢さ、そしてかわいらしさを見に、是非これらの動物園、水族館に行ってみてください。

千葉市
コツメカワウソ 千葉市動物公園 動物図鑑のページです。
あわせて読みたい
浜松市動物園公式サイト/わくわく!はまZOO/NPO法人浜松市動物園協会 浜松市動物園公式情報ページです。ニュース/イベント/アクセス/ご利用案内/飼育員ブログ/動物映像/動物情報 など
あわせて読みたい
コツメカワウソ|動物図鑑|神戸市立王子動物園 神戸市立王子動物園は六甲山麓に広がる自然豊かな動物園です。キリン、コアラ、アジアゾウなど、約130種750点の動物たちと出会えます。また「ふれあい広場」、「遊園地」、...
福岡市動物園
コツメカワウソ 福岡市動物園公式ホームページの「動物紹介 詳細」ページです。 ここでは福岡市動物園の「コツメカワウソ」の情報をご覧いただけます。

 とべ動物園 : コツメカワウソ

 のどじま水族館 : コツメカワウソ

イタチ科
東山動植物園 福岡市動植物園 食肉目 イヌ型亜目 イタチ科 ツメナシカワウソ属 絶滅危惧Ⅱ類 アジア 東南アジア 東アジア 南アジア インド インドネシア カンボジア シンガポール タイ 台湾 中国 ネパール バングラデシュ フィリピン ブータン ブルネイ ベトナム マレーシア ミャンマー ラオス アクアパーク品川 アドベンチャーワールド 池田動物園 伊豆シャボテン動物公園 伊勢シーパラダイス 市川市動植物園 市原ぞうの国 上野動物園 越前松島水族館 王子動物園 大分マリーンパレス 大森山動物園 おさかな館 小樽水族館 海遊館 桂浜水族館 かみね動物園 神戸どうぶつ王国 埼玉県こども動物自然公園 サンピアザ水族館 サンシャイン水族館 狭山市立智光山公園 千葉市動物公園 多摩動物公園 ときわ動物園 とくしま動物園 徳山動物園 東武動物公園 鳥羽水族館 とべ動物園 豊橋動物園(のんほいパーク) 那須どうぶつ王国 長崎バイオパーク 新潟市水族館 NIFREL のいち動物公園 のどじま水族館 姫路セントラルパーク 浜松市動物園 平川動物公園 八景島シーパラダイス 円山動物園 宮島水族館 南知多ビーチランド 三津シーパラダイス
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
カテゴリー
  • 被甲目
    • アルマジロ科
  • 鱗甲目
    • センザンコウ科
  • 管歯目
    • ツチブタ科
  • 有毛目
    • ナマケモノ亜目
      • フタユビナマケモノ科
      • ミユビナマケモノ科
    • アリクイ亜目
      • アリクイ科
      • ヒメアリクイ科
  • イワダヌキ目
    • ハイラックス科
  • 兎形目
    • ウサギ科
    • ナキウサギ科
  • 奇蹄目
    • バク科
    • ウマ科
    • サイ科
  • 長鼻目
    • ゾウ科
  • 海牛目
    • ジュゴン科
    • マナティー科
  • 鯨偶蹄目
    • ペッカリー科
    • イノシシ科
    • シカ科
    • プロングホーン科
    • ウシ科
    • カバ科
    • ラクダ科
    • ヒゲクジラ亜目
      • セミクジラ科
      • コククジラ科
      • ナガスクジラ科
    • ハクジラ亜目
      • アマゾンカワイルカ科
      • イッカク科
      • ネズミイルカ科
      • マッコウクジラ科
      • マイルカ科
    • キリン科
  • フクロネコ形目
    • フクロネコ科
  • 双前歯目
    • カンガルー型亜目
      • カンガルー科
    • ウォンバット型亜目
      • コアラ科
      • ウォンバット科
  • 齧歯目
    • ネズミ形亜目
      • トビネズミ科
      • メクラネズミ科
    • リス形亜目
      • ヤマネ科
      • リス科
    • ヤマアラシ形亜目
      • ヤマアラシ顎下目
        • ヌートリア科
        • デバネズミ科
    • ビーバー形亜目
      • ポケットマウス科
      • ホリネズミ科
      • ビーバー科
  • 単孔目
    • ハリモグラ科
    • カモノハシ科
  • 食肉目
    • ネコ型亜目
      • ネコ科
      • ジャコウネコ科
      • ハイエナ科
      • マングース科
      • マダガスカルマングース科
    • イヌ型亜目
      • アシカ科
      • セイウチ科
      • アザラシ科
      • イタチ科
      • クマ科
      • スカンク科
      • イヌ科
      • アライグマ科
      • レッサーパンダ科
  • 霊長目
    • 曲鼻亜目
      • キツネザル下目
        • アイアイ上科
          • アイアイ科
        • キツネザル上科
          • イタチキツネザル科
          • インドリ科
          • キツネザル科
          • コビトキツネザル科
      • ロリス下目
        • ロリス上科
          • ガラゴ科
          • ロリス科
    • 直鼻亜目
      • メガネザル下目
        • メガネザル上科
          • メガネザル科
      • 真猿下目
        • 広鼻小目
          • オマキザル上科
            • オマキザル科
            • クモザル科
          • サキ上科
            • サキ科
        • 狭鼻小目
          • オナガザル上科
            • オナガザル科
          • ヒト上科
            • ヒト科
            • テナガザル科
  • 参考書籍
  • 用語
  • インタビュー
生き物.comについて
  • Home
  • 図鑑
  • いきもの.comについて
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 食肉目
  3. イヌ型亜目
  4. イタチ科
  5. コツメカワウソ
目次