メニュー
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー
世界のいきものを動画でチェック!YouTube
いきもの.com
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー

ゲラダヒヒ

2026 5/02
オナガザル科
2026年5月2日
ゲラダヒヒ
ゲラダヒヒ
目次

ゲラダヒヒの基本情報

英名:Gelada
学名:Theropithecus gelada
分類:オナガザル科 ゲラダヒヒ属
生息地:エチオピア
保全状況:LC〈軽度懸念〉

ゲラダヒヒ
Photo credit: Rod Waddington

皮膚でコミュニケーション

大きな群れを作るゲラダヒヒにとって、コミュニケーションは非常に重要です。

例えば、グルーミングは群れの絆を深める役割を持ちます。

メスが増えて群れが大きくなり、オスがメスにグルーミングできなくなると、そのメスは群れから出ていきます。

音声によるコミュニケーションも大切です。

ゲラダヒヒは30種類ほどの音声を持っていると言われています。

このように様々なコミュニケーションツールを持つゲラダヒヒですが、その中でも特徴的なのは皮膚によるコミュニケーションです。

例えば、皮膚の薄いまぶたを目立たせたり、唇をめくり上げたりすることで、相手を威嚇します。

ゲラダヒヒの外見上の特徴と言えば、何と言っても毛が生えていない胸の赤い部分です。

この部分もコミュニケーションに使われます。

発情したメスのこの部分には、周りを縁取るようにして数珠状の腫脹(しゅちょう)が現れます。

これを見れば、オスはメスの繁殖の準備が整ったことを知ることができます。

発情のサインとしておしりの性皮を腫脹させるサルもいますが、ゲラダヒヒの場合は座っていることが多いため、このような性的アピール方法が発達したと考えられています。

ゲラダヒヒ
Photo credit: Rod Waddington

ゲラダヒヒの生態

生息地

ゲラダヒヒは、エチオピアの標高1,800~4,400mまでの草原や低木地、断崖などに生息します。

食性

昼行性で、主に草本を食べます。

その他には、根や花、種子、小動物なども食べます。

彼らは地面に座り草をむしって食べますが、この時にお尻を守る尻だこや、草をむしれる手の構造(拇指対向性)が役に立っています。

形態

体長はオスが69~74㎝、メスが50~65㎝、体重はオスが約20㎏、メスが約15㎏、しっぽの長さはオスが45~50㎝、メスが30~40㎝と体格における性的二型が顕著です。

行動

ゲラダヒヒは、マントヒヒなどのように重層社会を作ります。

最も小さい単位はワンメイルユニットと呼ばれ、複数のメスを1匹のオスが率います。

それが2,3集まるとクランという集団ができ、クランがさらに集まってバンドという大集団ができます。

ワンメイルユニットは20~30頭、バンドは多い時には200頭以上にもなります。

下の動画でも見られますが、オスはオスだけの集団を作ることがあり、他の群れを乗っ取るために日々ケンカを仕掛けます。

この時、実質的に勝ち負けを決めるのがメスたちです。

メスたちは自分が一緒にいたい方を選び、そうでない方を仮に彼がこれまでのαオスだったとしても群れから追い払います。

厳しい社会です。

繁殖

先述のようにメスは発情すると胸の皮膚を腫脹させます。

オスはそれを見たり匂ったりすることで、メスの発情を確かめます。

繁殖に季節性はないらしく、メスは5~6カ月の妊娠期間の後、1匹の赤ちゃんを産みます。

赤ちゃんは1~1.5年で離乳し、4~7年で性的に成熟します。

メスよりもオスの方が性成熟に達するのが早いです。

人間とゲラダヒヒ

絶滅リスク・保全

ゲラダヒヒは、主に生息地の減少により住む場所を失い、個体数を減らしています。

とはいえ、主食がどこにでもある草であることなどからその数は絶滅に瀕しているとまでは言えず、レッドリストでは軽度懸念に留まっています。

 Gelada | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

そんなゲラダヒヒですが、残念ながら日本では見ることができません。

彼らの重層社会や、皮膚によるコミュニケーションを是非直接観察したいものです。

オナガザル科
霊長目 直鼻亜目 真猿下目 狭鼻小目 オナガザル上科 オナガザル科 オナガザル亜科 ヒヒ族 ゲラダヒヒ属 軽度懸念 アフリカ エチオピア
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
カテゴリー
  • 被甲目
    • アルマジロ科
  • 鱗甲目
    • センザンコウ科
  • 管歯目
    • ツチブタ科
  • 有毛目
    • ナマケモノ亜目
      • フタユビナマケモノ科
      • ミユビナマケモノ科
    • アリクイ亜目
      • アリクイ科
      • ヒメアリクイ科
  • イワダヌキ目
    • ハイラックス科
  • 兎形目
    • ウサギ科
    • ナキウサギ科
  • 奇蹄目
    • バク科
    • ウマ科
    • サイ科
  • 長鼻目
    • ゾウ科
  • 海牛目
    • ジュゴン科
    • マナティー科
  • 鯨偶蹄目
    • ペッカリー科
    • イノシシ科
    • シカ科
    • プロングホーン科
    • ウシ科
    • カバ科
    • ラクダ科
    • ヒゲクジラ亜目
      • セミクジラ科
      • コククジラ科
      • ナガスクジラ科
    • ハクジラ亜目
      • アマゾンカワイルカ科
      • イッカク科
      • ネズミイルカ科
      • マッコウクジラ科
      • マイルカ科
    • キリン科
  • フクロネコ形目
    • フクロネコ科
  • 双前歯目
    • カンガルー型亜目
      • カンガルー科
    • ウォンバット型亜目
      • コアラ科
      • ウォンバット科
  • 齧歯目
    • リス形亜目
      • ヤマネ科
      • リス科
    • ヤマアラシ形亜目
      • ヤマアラシ顎下目
        • ヌートリア科
        • デバネズミ科
    • ビーバー形亜目
      • ビーバー科
  • 単孔目
    • ハリモグラ科
    • カモノハシ科
  • 食肉目
    • ネコ型亜目
      • ネコ科
      • ジャコウネコ科
      • ハイエナ科
      • マングース科
      • マダガスカルマングース科
    • イヌ型亜目
      • アシカ科
      • セイウチ科
      • アザラシ科
      • イタチ科
      • クマ科
      • スカンク科
      • イヌ科
      • アライグマ科
      • レッサーパンダ科
  • 霊長目
    • 曲鼻亜目
      • キツネザル下目
        • アイアイ上科
          • アイアイ科
        • キツネザル上科
          • イタチキツネザル科
          • インドリ科
          • キツネザル科
          • コビトキツネザル科
      • ロリス下目
        • ロリス上科
          • ガラゴ科
          • ロリス科
    • 直鼻亜目
      • メガネザル下目
        • メガネザル上科
          • メガネザル科
      • 真猿下目
        • 広鼻小目
          • オマキザル上科
            • オマキザル科
            • クモザル科
          • サキ上科
            • サキ科
        • 狭鼻小目
          • オナガザル上科
            • オナガザル科
          • ヒト上科
            • ヒト科
            • テナガザル科
  • 参考書籍
  • 用語
  • インタビュー
生き物.comについて
  • Home
  • 図鑑
  • いきもの.comについて
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 霊長目
  3. 直鼻亜目
  4. 真猿下目
  5. 狭鼻小目
  6. オナガザル上科
  7. オナガザル科
  8. ゲラダヒヒ
目次