メニュー
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー
世界のいきものを動画でチェック!YouTube
いきもの.com
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー

ミナミケバナウォンバット

2026 5/15
ウォンバット科
2026年5月15日
土の上に座る茶毛のミナミケバナウォンバット
©2018 Donald Hobern: clipped from the original
目次

ミナミケバナウォンバットの基本情報

英名:Southern Hairy-nosed Wombat
学名:Lasiorhinus latifrons
分類:ウォンバット科 ケバナウォンバット属
生息地:オーストラリア
保全状況:NT〈準絶滅危惧〉

岩穴で座るミナミケバナウォンバットの側面
Photo credit: Jason Pratt

参考文献

有袋類学 [ 遠藤 秀紀 ]
created by Rinker
¥4,620 (2026/05/16 00:13:37時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング
ウォンバットのうんちはなぜ、四角いのか? とあるウォンバット研究者の数奇な人生 [ 高野光太郎 ]
created by Rinker
¥1,760 (2026/05/16 01:49:59時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング
WPSA
Care & Facts — WPSA

ウォンバット

ウォンバットはオーストラリアの固有種で、有袋類の一種です。


ウォンバットには、鼻に毛があるミナミケバナウォンバット、キタケバナウォンバットと毛がないヒメウォンバットの3種類が存在します。

このうち最大種のキタケバナウォンバットは数百頭ほどしか生存しておらず、IUCNのレッドリストでは最も絶滅があやぶまれる絶滅危惧ⅠA類に指定されています。

あわせて読みたい
ヒメウォンバット https://youtu.be/DvXdBUSKQ_8 ヒメウォンバットの基本情報 英名:Common Wombat学名:Vombatus ursinus分類:ウォンバット科 ウォンバット属生息地:オーストラリア保...


ウォンバットの特徴は、掘削性・穴居性であることです。

彼らはたくましい前肢で穴を掘り、その中で暮らします。

ウォンバットはカンガルーのような育児のための袋・育児嚢を持ちますが、そこに土が入らないようにするためか、出入り口はお尻側に開いています。


穴の長さは30mに及ぶものもあり、用途に応じた部屋が存在します。

穴の中は1年中15~25度に保たれており、厳しい寒さや暑さから彼らを守ります。


ウォンバットは植物食の動物です。

有袋類では唯一、一生伸びる前歯で固い植物でも嚙み切ります。

しかし、哺乳類は植物の細胞壁を作るセルロースを消化することができません。


そこでウォンバットは細菌を腸に住まわせ、植物を発酵・分解してもらうことで、そこから生まれる揮発性脂肪酸を吸収しエネルギーを得ます。

ウォンバットはこれを主に大腸の、特に結腸で行いますが、このような動物を、ウシのような胃で食物を発酵する前胃発酵動物に対して、後腸発酵動物と言います。

ウォンバットの腸は約9mと人間よりも長く、ここを食物は最長2週間かけて通ります。

そうして最後に出てくる糞が四角いこともウォンバットの特徴です。

ちなみに、比較的近縁のコアラは盲腸で発酵しますが、ウォンバットの盲腸は痕跡的にしか存在しません。

灰藪に身を伏すミナミケバナウォンバット
Photo credit: Donald Hobern

ミナミケバナウォンバットの生態

生息地

ヒメウォンバットは、オーストラリア南部の、半乾燥地帯に生息します。

低木林やサバンナ、ウッドランドで暮らします。

形態

体長は平均85㎝、体重は平均26㎏、大きいものでも32㎏で、ウォンバットの中では最小になります。

しっぽの長さは2㎝と短く、ほとんど毛に隠れています。

ウォンバットでは陰嚢、精巣の下降が見られません。

これは彼らが掘削性・穴居性の動物であることに関係していると見られています。

食性

ウォンバットは植物食です。

葉や草、根、樹皮などを食べます。

繁殖力の高いウサギと食物をめぐる競合関係にあり、しばしば彼らの脅威となっています。

行動・社会

ミナミケバナウォンバットは夜行性、薄明薄暮性です。

単独性で、繁殖期を除きなわばり性は強くありません。同じ巣穴に複数の個体が見られることもあります。

繁殖

ミナミケバナウォンバットは十分な雨量がある年が続かなければ繁殖をしません。

オスは繁殖期には攻撃的になり、順位が生まれます。

メスは一頭のオスとしか交尾しないようです。

交尾は巣穴で行われます。

メスの妊娠期間は約3週間で、9月~12月にかけて未熟な赤ちゃんを1頭産みます。

赤ちゃんは育児嚢の中で6~7カ月間育ちます。

その後育児嚢の外に出るようになりますが、離乳は12~15カ月齢の時です。

性成熟は3歳ごろ、寿命は野生下では長くて15年です。

人間とミナミケバナウォンバット

脅威・保全

ミナミケバナウォンバットはウサギや家畜などと、エサをめぐる競争にさらされています。

また、生息地の農地への転換、疥癬などの病気、干ばつといった脅威により個体数を減らし続けています。

IUCNのレッドリストでは準絶滅危惧に指定されています。

成熟個体数は10万~30万と見積もられています。

 Southern Hairy-nosed Wombat | The IUCN Red List of Threatened Species


このような現状に対し、The Wombat Protection Society of Australia (WPSA)などの団体が現状の把握や、保全、教育事業に取り組んでいます。

WPSA
WPSA

動物園

残念ながらミナミケバナウォンバットを日本で見ることはできません。

しかし、ヒメウォンバットは日本でも五月山動物園と茶臼山動物園の2つの動物園でだけ見ることができます。

おでかけIKEDA
ウォンバットはうす | 池田市観光協会 公式サイト 大阪府池田市の五月山動物園にいるウォンバットのご紹介。全国に6頭しかいない希少な動物ウォンバット。6頭のうち4頭が池田市の五月山動物園で飼育されています。
あわせて読みたい
BiND Cloud / WebLife Server - Not Found
ウォンバット科
双前歯目 ウォンバット型亜目 ウォンバット科 ケバナウォンバット属 軽度懸念 オセアニア オーストラリア
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
カテゴリー
  • 被甲目
    • アルマジロ科
  • 鱗甲目
    • センザンコウ科
  • 管歯目
    • ツチブタ科
  • 有毛目
    • ナマケモノ亜目
      • フタユビナマケモノ科
      • ミユビナマケモノ科
    • アリクイ亜目
      • アリクイ科
      • ヒメアリクイ科
  • イワダヌキ目
    • ハイラックス科
  • 兎形目
    • ウサギ科
    • ナキウサギ科
  • 奇蹄目
    • バク科
    • ウマ科
    • サイ科
  • 長鼻目
    • ゾウ科
  • 海牛目
    • ジュゴン科
    • マナティー科
  • 鯨偶蹄目
    • ペッカリー科
    • イノシシ科
    • シカ科
    • プロングホーン科
    • ウシ科
    • カバ科
    • ラクダ科
    • ヒゲクジラ亜目
      • セミクジラ科
      • コククジラ科
      • ナガスクジラ科
    • ハクジラ亜目
      • アマゾンカワイルカ科
      • イッカク科
      • ネズミイルカ科
      • マッコウクジラ科
      • マイルカ科
    • キリン科
  • フクロネコ形目
    • フクロネコ科
  • 双前歯目
    • カンガルー型亜目
      • カンガルー科
    • ウォンバット型亜目
      • コアラ科
      • ウォンバット科
  • 齧歯目
    • ネズミ形亜目
      • トビネズミ科
      • メクラネズミ科
    • リス形亜目
      • ヤマネ科
      • リス科
    • ヤマアラシ形亜目
      • ヤマアラシ顎下目
        • ヌートリア科
        • デバネズミ科
    • ビーバー形亜目
      • ポケットマウス科
      • ホリネズミ科
      • ビーバー科
  • 単孔目
    • ハリモグラ科
    • カモノハシ科
  • 食肉目
    • ネコ型亜目
      • ネコ科
      • ジャコウネコ科
      • ハイエナ科
      • マングース科
      • マダガスカルマングース科
    • イヌ型亜目
      • アシカ科
      • セイウチ科
      • アザラシ科
      • イタチ科
      • クマ科
      • スカンク科
      • イヌ科
      • アライグマ科
      • レッサーパンダ科
  • 霊長目
    • 曲鼻亜目
      • キツネザル下目
        • アイアイ上科
          • アイアイ科
        • キツネザル上科
          • イタチキツネザル科
          • インドリ科
          • キツネザル科
          • コビトキツネザル科
      • ロリス下目
        • ロリス上科
          • ガラゴ科
          • ロリス科
    • 直鼻亜目
      • メガネザル下目
        • メガネザル上科
          • メガネザル科
      • 真猿下目
        • 広鼻小目
          • オマキザル上科
            • オマキザル科
            • クモザル科
          • サキ上科
            • サキ科
        • 狭鼻小目
          • オナガザル上科
            • オナガザル科
          • ヒト上科
            • ヒト科
            • テナガザル科
  • 参考書籍
  • 用語
  • インタビュー
生き物.comについて
  • Home
  • 図鑑
  • いきもの.comについて
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 双前歯目
  3. ウォンバット型亜目
  4. ウォンバット科
  5. ミナミケバナウォンバット
目次