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ミュラーテナガザル

2026 5/16
テナガザル科
2026年5月16日
木の枝に座る白縁顔のミュラーテナガザル
©2011 Ltshears: clipped from the original
目次

ミュラーテナガザルの基本情報

英名:Bornean Gibbon
学名:Hylobates muelleri
分類:テナガザル科 テナガザル属
生息地:インドネシア
保全状況:EN〈絶滅危惧ⅠB類〉

竹柵で休む黒毛のミュラーテナガザル
Photo credit: Ltshears

樹上移動の達人

ミュラーテナガザルを含め、テナガザルのなかまは樹上をブラキエーションという方法で軽やかに移動します。

これは私たちが遊具の雲梯(うんてい)で遊ぶ時のように、腕と重力を使って木々を移動する方法で、テナガザルに特有のものです。

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テナガザルの体はこの移動方法に非常に適しています。

例えば大きすぎないからだとそれに比べて異様に長い腕は、距離が長く、素早いブラキエーションを可能にします。

ミュラーテナガザルは一度のスイングで約3mの移動ができます。

そして、そのスピードは人間と比べると異次元です。

また、テナガザルの手の親指は短くなっています。

これは、ブラキエーション時に手がフックのようにして使われるためです。

親指が長ければ枝をしっかり握れて安全なのにと私たちは思ってしまいますが、樹上の移動に親指は邪魔です。

何かにぶら下がっている時、その何かをつかもうとするとかなりの力が要ります。

テナガザルのブラキエーションは、物理的な力をうまく使ったユニークな移動方法と言えます。

とはいえ、地上よりは消費エネルギー量が多く、ブラキエーションには地上移動の約1.5倍のエネルギーが使われていると言われています。

樹冠の枝に逆さに掴まるミュラーテナガザル
Photo credit: Mike Prince

ミュラーテナガザルの生態

生息地

ミュラーテナガザルは、インドネシア・ボルネオ島の熱帯雨林などに生息します。

ボルネオオランウータンと生息地が被っているものもいるようです。

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食性

昼行性で、主に熟した果実を食べます。

形態

体長は45~65㎝、体重は4~8㎏で、しっぽはありません。

お尻には尻だこがあり、これはゴリラなどの大型類人猿には見られない特徴です。

行動

ミュラーテナガザルは、3~4匹から成るペア型の群れを作ります。

1匹で行動する個体も多く、彼らは群れを離れて自分の相手を探している途中だと考えられます。

群れはなわばりを持ち、早朝ペアで歌を歌うことでそのなわばりを主張します。

1匹で行動する個体も歌を歌い、ペアの歌より長く歌われますが、これは異性を探しているのが目的のようです。

繁殖

ミュラーテナガザルの繁殖に季節性は見られず、メスは約7カ月の妊娠期間を終え、1匹の赤ちゃんを産みます。

赤ちゃんは約2年で離乳し、8~9年で性成熟に達します。

メスの性的休止期間は2~3年と言われています。

人間とミュラーテナガザル

絶滅リスク・保全

ミュラーテナガザルは、生息地である森林の縮小などにより個体数を減らし続けていると考えられています。

レッドリストでは絶滅危惧ⅠB類に指定されています。

 Bornean Gibbon | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

そんなミュラーテナガザルですが、日本では長野県の飯田市立動物園と愛知県犬山市の日本モンキーセンターにて会うことができます。

彼らのブラキエーションを、これらの動物園にて是非間近で見てみてください。

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