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ミンククジラ

2026 5/16
ナガスクジラ科
2026年5月16日
海面で大きく跳躍するミンククジラ
目次

ミンククジラの基本情報

英名:Common Minke Whale
学名:Balaenoptera acutorostrata
分類:鯨偶蹄目 ナガスクジラ科 ナガスクジラ属
生息地:全世界の海
保全状況:LC〈軽度懸念〉

ミンククジラ 生息地マップ 在来個体群
深い青の海中を泳ぐミンククジラの全身
Photo credit: Oregon State University

参考文献

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最も多いヒゲクジラ

ミンククジラは、ヒゲクジラの例にもれず捕鯨で個体数を減らした過去があります。

ミンククジラの捕鯨は北大西洋で特に20世紀中ごろに盛んで、1940年代から1980年代にかけて10万頭以上が捕獲されたと推測されています。

これによりミンククジラは個体数を半減させたといいます。

それにもかかわらず、ミンククジラの現在の個体数は合計20万頭と見積もられており、最も個体数の多いヒゲクジラとして知られています。


実はミンククジラは、現在においても捕獲されている鯨類の一種です。

北大西洋では、1980年代、商業目的の大型鯨類の捕殺をゼロとする商業捕鯨モラトリアムの影響もあり捕鯨は次第になくなっていきましたが、1990年代になると捕鯨が再開されます。

2013年から2017年にかけて、北大西洋のミンククジラは年平均800頭ほどが捕獲されているようです。


北太平洋でも捕鯨は行われてきました。

1946年以降、6万頭以上が捕獲されており、そのうちの3分の2は漁によるもので、残りは定置網にかかってしまう混獲によるものです。

この北太平洋での捕鯨において、日本の存在は忘れられません。

17世紀から始まる日本のミンククジラ漁は商業捕鯨モラトリアムの影響で一時停滞しますが、1990年代再開し、今に至ります。

令和6年、日本政府はミンククジラの漁獲可能量を142頭と設定しています。


日本近海では、J stockと呼ばれる黄海、東シナ海、日本海の個体群と、O stockと呼ばれるオホーツク海、西部北太平洋の個体群の2つが知られています。

北大西洋にはミンククジラは3万弱いると言われており、そのうち6割がO stock、J stockは少なく見積もって約5,000頭と言われています。

近年、西部北太平洋のミンククジラは年間で250頭ほどが捕獲されていますが、そのうち混獲が占める割合は少なくありません。

例えば、先ほどの日本の漁獲可能量136頭は、捕獲可能量167頭から推定混獲数25頭を引いて割り出されたものです。

こうして網にかかるミンククジラの多くは、最終的に市場で流通することになりますが、韓国ではそのほとんどが、日本ではその半分がJ stockの個体であることが遺伝学的にわかっています。

全体で見れば豊富と思われる個体数も、個体群ごとに見ると減少が懸念される場合もあるいい例です。

  Taylor Francis Online | Status of J stock minke whales (Balaenoptera acutorostrata)
  水産庁 | 「第1回 鯨類捕獲調査のあり方に関する検討委員会」の開催について

ミンククジラの生態

分類

2000年、IWC(国際捕鯨委員会)によりミンククジラと南極圏のクロミンククジラは別の種であることが確認されました。

ミンククジラには3亜種が知られています。

北大西洋の亜種(B. a. acutorostrata)、北太平洋の亜種(B. a. scammoni)と、ドワーフミンククジラと呼ばれる南半球の亜種(亜種名なし)です。

ただ、ドワーフミンククジラについては今後さらに細分化される可能性があります。

氷山を背に浮上するクロミンククジラ
クロミンククジラ | Photo credit: Oregon State University

生息地

ミンククジラは南緯70度から北緯80度まで、全世界の海域で見ることができます。

沿岸域でも沖合でも暮らします。

形態

体長はオスが8m、メスが9m、体重は5~10tでナガスクジラ科最小種になります。

ドワーフミンククジラはその名の通り6.3~7.8mと小さいです。

50~70本ある畝は短く、胸鰭あたりまでしかありません。

また、胸鰭には白い帯があり、これがドワーフミンククジラでは肩にまで伸びます。

クロミンククジラには白い模様はありません。

ひげ板は片側に230~360枚あります。

青海中を泳ぐドワーフミンククジラ
ドワーフミンククジラ | Photo credit: Kris-Mikael Krister

食性

タラ、ニシン、イワシ、アンチョビ、サバ、イワシなどの小型魚類やイカ類、オキアミ、カイアシなどを食べます。

捕食者はほとんどいませんが、シャチに襲われる場合があります。

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行動・社会

通常単独か、小さな集団で暮らします。

夏には高緯度海域、冬には低緯度海域に出現しますが、ドワーフミンククジラの冬季の繁殖海域であるオーストラリアのグレートバリアリーフを除けば、季節ごとに集まる場所についてはよくわかっていません。

また、北太平洋の温帯海域やカナリア諸島には大規模回遊はせず、1年中同じ場所に留まる個体群もあります。

ミンククジラはソングを歌うことでも知られています。

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繁殖

メスの妊娠期間は11カ月前後で、体長2.4~3.5m、体重150~350㎏の赤ちゃんが一頭生まれます。

赤ちゃんは生後5か月ほどで離乳し、性成熟には6歳ごろに達するようです。

寿命は推定30~50年とされています。

人間とミンククジラ

絶滅リスク・保全

1951年から2017年までの間で、約18万頭のミンククジラが捕獲されたといわれていますが、現在の個体数はそれを超える20万頭と言われています。

IUCNのレッドリストでは軽度懸念の評価です。

 Common Minke Whale | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

日本では野生個体に会える可能性があります。混獲のほか、ストランディングの件数も少なくないです。


ミンククジラには飼育例があります。

世界初は1938年の静岡県の中之島水族館(現・伊豆・三津シーパラダイス)で、ミンククジラを約3か月飼育しています。

ちなみにここでは、ラッコやセイウチの飼育でも世界初の記録があります。

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ナガスクジラ科
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