メニュー
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー
世界のいきものを動画でチェック!YouTube
いきもの.com
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー

ヒョウアザラシ

2026 3/24
アザラシ科
2026年3月24日
ヒョウアザラシ
©2011 Liam Quinn : clipped from the original
目次

ヒョウアザラシの基本情報

英名:Leopard Seal
学名:Hydrurga leptonyx
分類:食肉目 アザラシ科 ヒョウアザラシ属
生息地:南極、オーストラリア、ブラジル、チリ、ニュージーランド、南アフリカ
保全状況:LC〈軽度懸念〉

ヒョウアザラシ
Photo credit: NOAA Photo Library

参考文献

海棲哺乳類大全 彼らの体と生き方に迫る [ 田島 木綿子 ]
created by Rinker
¥9,680 (2026/05/07 13:42:41時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング
世界で一番美しいアシカ・アザラシ図鑑 [ 水口 博也 ]
created by Rinker
¥3,960 (2026/05/07 02:09:17時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング
日本の鰭脚類 海に生きるアシカとアザラシ [ 服部 薫 ]
created by Rinker
¥7,590 (2026/05/07 02:09:17時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング

ユニークな鰭脚類-歯と声

南極に生息するヒョウアザラシ。

彼らはペンギンを食べたり、ウェッデルアザラシやカニクイアザラシなどの子供を食べたりする、南極海氷域の生態系の最上に位置する捕食者です。

彼らはアザラシでは珍しく、後肢だけでなくアシカのように前肢も使って泳ぎます。

鰭から生み出される推進力で、彼らは時速40㎞ものスピード泳ぐことができ、獲物を逃がすことはありません。

そんな彼らの歯は鋭く、犬歯は2.5㎝にもなります。

この歯で獲物に噛みつき、特にペンギンを捕食する場合はイヌのように左右に頭を振り獲物をばらばらにするという残虐な食べ方をします。

彼らの歯をよく見ると、どれも同じ形をしています。

鰭脚類は基本的にエサを丸呑みするため、歯はかみ砕いたり切り裂いたりする機能を持つ必要がなく、同じ形をしているのです。

これを同型歯性といい、哺乳類では同じくエサを丸呑みするハクジラ類にも見られる特徴です。

あわせて読みたい
ハナゴンドウ ハナゴンドウの基本情報 英名:Risso's Dolphin学名:Grampus griseus分類:鯨偶蹄目 マイルカ科 ハナゴンドウ属生息地:北太平洋、南太平洋、北大西洋、南大西洋、イン...

ただ、彼らの歯をよく見るとハクジラのような単純な円錐形やスペード状ではなく、複雑な形をしています。

これは彼らの食性に密接に関係しています。

実はヒョウアザラシはペンギンや魚だけでなく、オキアミを食べることで知られています。

特にペンギンが広く海洋を動く冬にオキアミが主要なエサとなることがあり、この小さいオキアミを漉しとるためにこの複雑な歯が機能しているのです。


このようにヒョウアザラシはアザラシの仲間の中でも非常にユニークですが、音声に関してもユニークな特徴があります。

まず、多くの鰭脚類の音声がヒトの可聴域(20Hz~20kHz)に収まりますが、報告は少ないもののヒョウアザラシは100kHzを出すことができます。

また、音声には異なる音声の組み合わせからなる歌の構造を持つものもあり、雌雄ともに音声を求愛に使っていることが知られています。

求愛の音声は通常オスから発することが多いですが、飼育下ではあるものの雌雄ともに求愛の音声を発していることは注目に値します。


また、一般的に低い音を出すことができる個体は体が大きく、メスを魅了する要素となります。

しかし、ヒョウアザラシでは体が大きい個体ほど繁殖期に高周波の音を出し、長期間にわたって一定の頻度で音を出し続けられることが知られています。

彼らの場合、オスの音声がスタミナと結びついている可能性が指摘されています。

このように、オスの質をそのまま表す音声のことを正直なシグナルと言います。

アザラシの中でも特に異彩を放つヒョウアザラシ。

その生態上まだまだ解明されていないことが多いので、今後も彼らのユニークネスは増していくことでしょう。

ヒョウアザラシ
Photo credit: NOAA Photo Library

ヒョウアザラシの生態

生息地

南極、亜南極の浅い海で生活します。

個体によっては温帯域まで進出するものいます。

形態

体長はオスが2.8~3.3m、メスが2.9~3.6m、体重はオスが約300㎏、メスは260~500㎏になります。

前肢は第一指が一番長く、第五指にかけて次第に短くなっていきます。

ヒョウアザラシ
Photo credit: Gregory “Slobirdr” Smith

食性

季節や地域によって利用する餌生物は異なりますが、ナンキョクオキアミや魚類、イカ類、ジェンツーペンギンなどのペンギン類、海鳥類の他、ロスアザラシやミナミゾウアザラシなどの子供を捕食します。

特にカニクイアザラシでは子の死亡の約8割をヒョウアザラシによる捕食が占めています。

唯一の捕食者はシャチです。

あわせて読みたい
シャチ https://youtu.be/bc5G9uqqa1U シャチの基本情報 英名:Killer Whale学名:Orcinus orca分類: 鯨偶蹄目マイルカ科シャチ属生息地: 全世界の海保全状況: DD〈データ不...
あわせて読みたい
カニクイアザラシ https://youtu.be/TbAtAXAet7c カニクイアザラシの基本情報 英名:Crabeater Seal学名:Lobodon carcinophaga分類:食肉目 アザラシ科 カニクイアザラシ属生息地:南極...

行動・社会

主に単独で生活しているとされています。

陸でも氷上でも休息しますが、沿岸に漂う氷を好むようです。

オスは繁殖期には特によく海中で鳴きます。

交尾は水中で行われると考えられています。

ヒョウアザラシ
Photo credit: David Stanley

繁殖

出産は10月から1月にかけて見られます。

メスは約9ヵ月の妊娠期間ののち、1~1.6m、30~35㎏の赤ちゃんを一頭産みます。

赤ちゃんは4週ごろ離乳し、母親はそのすぐあと発情を始めます。

性成熟にはオスが4.5歳、メスが4歳で達します。

寿命は長いと25~30年です。

ヒョウアザラシ
Photo credit: ravas51

人間とヒョウアザラシ

絶滅リスク・保全

生息地への接近の難しさから商業的な捕獲対象とはなってきませんでした。

個体数の推定は難しいですが、30万頭とも言われています。

IUCNのレッドリストでは軽度懸念の評価です。


大きな脅威はありませんが、地球温暖化や観光の隆盛による船舶との衝突や騒音による被害が考えられます。

また、彼らはイヌジステンパーウイルスの抗体を有していることが知られていますが、これは病気が蔓延しうることを示しています。

 Leopard Seal | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

日本でヒョウアザラシに会うことはできません。

ヒョウアザラシ
カニクイアザラシとヒョウアザラシ | Photo credit: Warren Talbot
アザラシ科
ヒョウアザラシ属 南極 アザラシ科 南アフリカ 食肉目 イヌ型亜目 アフリカ オセアニア 南米 南極海 オーストラリア チリ ニュージーランド ブラジル
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
カテゴリー
  • 被甲目
    • アルマジロ科
  • 鱗甲目
    • センザンコウ科
  • 管歯目
    • ツチブタ科
  • 有毛目
    • ナマケモノ亜目
      • フタユビナマケモノ科
      • ミユビナマケモノ科
    • アリクイ亜目
      • アリクイ科
      • ヒメアリクイ科
  • イワダヌキ目
    • ハイラックス科
  • 兎形目
    • ウサギ科
    • ナキウサギ科
  • 奇蹄目
    • バク科
    • ウマ科
    • サイ科
  • 長鼻目
    • ゾウ科
  • 海牛目
    • ジュゴン科
    • マナティー科
  • 鯨偶蹄目
    • ペッカリー科
    • イノシシ科
    • シカ科
    • プロングホーン科
    • ウシ科
    • カバ科
    • ラクダ科
    • ヒゲクジラ亜目
      • セミクジラ科
      • コククジラ科
      • ナガスクジラ科
    • ハクジラ亜目
      • アマゾンカワイルカ科
      • イッカク科
      • ネズミイルカ科
      • マッコウクジラ科
      • マイルカ科
    • キリン科
  • フクロネコ形目
    • フクロネコ科
  • 双前歯目
    • カンガルー型亜目
      • カンガルー科
    • ウォンバット型亜目
      • コアラ科
      • ウォンバット科
  • 齧歯目
    • ネズミ形亜目
      • トビネズミ科
      • メクラネズミ科
    • リス形亜目
      • ヤマネ科
      • リス科
    • ヤマアラシ形亜目
      • ヤマアラシ顎下目
        • ヌートリア科
        • デバネズミ科
    • ビーバー形亜目
      • ポケットマウス科
      • ホリネズミ科
      • ビーバー科
  • 単孔目
    • ハリモグラ科
    • カモノハシ科
  • 食肉目
    • ネコ型亜目
      • ネコ科
      • ジャコウネコ科
      • ハイエナ科
      • マングース科
      • マダガスカルマングース科
    • イヌ型亜目
      • アシカ科
      • セイウチ科
      • アザラシ科
      • イタチ科
      • クマ科
      • スカンク科
      • イヌ科
      • アライグマ科
      • レッサーパンダ科
  • 霊長目
    • 曲鼻亜目
      • キツネザル下目
        • アイアイ上科
          • アイアイ科
        • キツネザル上科
          • イタチキツネザル科
          • インドリ科
          • キツネザル科
          • コビトキツネザル科
      • ロリス下目
        • ロリス上科
          • ガラゴ科
          • ロリス科
    • 直鼻亜目
      • メガネザル下目
        • メガネザル上科
          • メガネザル科
      • 真猿下目
        • 広鼻小目
          • オマキザル上科
            • オマキザル科
            • クモザル科
          • サキ上科
            • サキ科
        • 狭鼻小目
          • オナガザル上科
            • オナガザル科
          • ヒト上科
            • ヒト科
            • テナガザル科
  • 参考書籍
  • 用語
  • インタビュー
生き物.comについて
  • Home
  • 図鑑
  • いきもの.comについて
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 食肉目
  3. イヌ型亜目
  4. アザラシ科
  5. ヒョウアザラシ
目次