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シルバールトン

2026 5/07
オナガザル科
2026年5月7日
シルバールトン
©2013 shankar s.: clipped from the original
目次

シルバールトンの基本情報

英名:Silvered Lutung
学名:Trachypithecus cristatus
分類:オナガザル科 ラングール属
生息地:ブルネイ, インドネシア, マレーシア
保全状況:NT〈準絶滅危惧〉

黄色い幼獣を抱える銀色のシルバールトンの母
Photo credit: shankar s.

赤ちゃんはオレンジ色

黒い体に、所どころ生えた白い毛が特徴的なこのサル。

この白い毛から「シルバー」という名前がついているのですが、生まれたばかりの赤ちゃんは大人とは全く違う色をしています。

コロブス亜科のサルの特徴として、大人と赤ちゃんの色が全く違うということが特徴として挙げられます。

例えば、栗色をしたクリイロリーフモンキーや黒白のアビシニアコロブスの赤ちゃんは、まっ白です。

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また、シルバールトンと似た黒っぽいジャワルトンやフランソワルトンの赤ちゃんは鮮やかなオレンジ色です。

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このシルバールトンもこの例に漏れません。

シルバールトンの赤ちゃんもオレンジ色をしています。

このオレンジ色は、3~5ヶ月かけて大人の色に変わっていきます。

群れの中で黄色い幼獣を抱くシルバールトンの母
By Peter Gronemann

オレンジ色をしている理由としては、親が子どもをすぐに見つけやすいから、捕食者の目から見つかりにくいからなどという説があります。

人間の目は様々な色が見えていますが、動物に見える色は限られています。

我々から見たら、赤ちゃんはすごく目立ちますが、他の動物から見ると、見えにくいのでしょうか。

不思議ですね。

シルバールトンの生態

生息地

シルバールトンはボルネオ島やスマトラ島の、沿岸林やマングローブ林などに生息しています。

樹上性が高いですが、地上を移動することもあるようです。

食性

主に若葉を食べ、その他にもや花、果実や種子などをたべます。

他のコロブス亜科のサルと同様、シルバールトンもくびれた大きな胃を持ちます。

それぞれのくびれた部屋ではバクテリアや細菌が生息し、繊維の多い植物の分解に貢献しています。

若葉をよく食べるシルバールトンですが、植物はカロリーが低いので、植物をよく食べるサルは、あまり活動的ではありません。

このサルも、日に数百メートルしか動きません。

形態

体長はオスが50~56㎝、メスが45~50㎝、体重はオスが約7㎏、メスが約6㎏、しっぽの長さが60~85㎝で、オスの方が大きくなります。

このサルを含め、コロブス亜科のサルの親指は短いことが特徴です。

枝から枝に、腕だけで渡りまわる(このことをブラキエーションと言います)サルには、親指は邪魔なようです。

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行動

シルバールトンは、9~51頭からなる単雄複雌を作ります。

シルバールトンの社会では成熟したオスが群れを出るのが通常ですが、メスの方も群れを出ていく例が報告されています。

群れを出たオスは、自分の群れを持つまで、単独、またはオスだけの群れで行動します。

自分の群れを持つために、このようなオスは他の群れを乗っ取ることがあります。

その群れのオスとの対決に勝てば、その群れは新たなオスのものとなります。

その場合、すでにいた群れの子どもは、殺されます(子殺し)。

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繁殖

シルバールトンの繁殖には季節の影響は小さいと言われていますが、多くの出産は12月~5月にかけて、食料が豊富な時期に見られるようです。

メスの排卵周期は約24日で、6~7カ月の妊娠期間の後、通常1匹の赤ちゃんを産みます。

性成熟には4~5年で達し、メスの出産間隔は約1年です。

寿命に関して、シルバールトンは飼育下で約30年生きます。

木の幹からぶら下がるシルバールトン
By Laura Wolf

人間とシルバールトン

絶滅リスク・保全

シルバールトンは、人間による生息地の破壊、火事、狩猟などの影響で、個体数を減らし続けています。

レッドリストでは準絶滅危惧、つまり現在絶滅の危機は小さいけれど、生息状況の変化によっては絶滅危惧種となる可能性がある種に指定されています。

 Silvered Lutung | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

そんなシルバールトンですが、日本では、愛知県犬山市の日本モンキーセンターと愛媛県のとべ動物園で会うことができます。

運が良ければオレンジ色の赤ちゃんを見ることができるかもしれないので、ぜひ訪れてみてください。

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