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ボンゴ

2026 5/13
ウシ科
2026年5月13日
白い縞と長い角を持つボンゴの横顔
©2015 Mathias Appel : clipped from the original
目次

ボンゴの基本情報

英名:Bongo
学名:Tragelaphus eurycerus
分類:鯨偶蹄目 ウシ科 ブッシュバック属
生息地:ベナン、カメルーン、中央アフリカ共和国、コンゴ、コンゴ民主共和国、コートジボワール、ガボン、ガーナ、ギニア、ケニア、リベリア、ニジェール、シエラレオネ、南スーダン、トーゴ
保全状況:NT〈準絶滅危惧〉

樹陰の草地に立つ仔ボンゴの全身
Photo credit: Daniel Ramirez

森林性のアンテロープ

大きな体と、オレンジ色に生える白い縞模様が特徴的なボンゴ。

彼らはアフリカに生息するアンテロープで、大きく西アフリカ、中央アフリカ、東アフリカという3つのそれぞれ離れた場所に生息します。

アンテロープとは、広義ではウシ科からバイソンなどの真のウシ類やヒツジ類、ヤギ類などを除いた総称で、ウシ科約140種のうち、約90種を占めます。

アンテロープ最大種はイランドですが、ボンゴはアフリカに生息する森林性のアンテロープの中で最大種となります。


ボンゴは森林性のアンテロープです。

多くのアンテロープは草原に生息しますが、ボンゴは熱帯雨林や低地林、山地林といった森林地帯に生息します。

ただ、森林の中でも攪乱された森林が重要とされています。

攪乱には例えば伐採されたり、焼かれたりといった人間活動によるものや、土砂崩れなど自然によるもの、ゾウなどの動物によるものなどがありますが、ボンゴはこうした攪乱された後にできる森林と新しく育つ植物が入り混じる地域で繁栄するとされています。

エコトーンと呼ばれる、環境が変わる境目となるようなエリアも重要です。

例えば、ボンゴは森林とサバンナのエコトーンとも深いかかわりがあります。

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こうした攪乱に加え、ボンゴの生活に欠かせないのがソルトリックです。

彼らの生息地には塩分やミネラルを多く含むソルトリックと呼ばれる岩場があり、彼らはソルトリックを利用することで、足りない栄養分を摂取しているのです。

ソルトリックはボンゴだけでなく、草食動物や霊長類など様々な動物が利用し、それはアフリカには限りません。

特に植物ばかりを食べる哺乳類にとっては、ソルトリックは重要な栄養供給源となっています。


そんなボンゴは絶滅の危機に陥りつつあります。

主な要因の一つが森林の破壊です。

材木目的の違法な伐採や人間の定住地拡大による過度な森林破壊は、攪乱された森林によく生息するボンゴにとってさえ大きな脅威となっています。

何事も塩梅が大事。

人間と自然、うまく調和を保ってともに反映していきたいものです。

椰子を背に縞模様を見せるボンゴの雄
Photo credit: Derek Keats

ボンゴの生態

分類

東アフリカ(ケニア)に生息するマウンテンボンゴ(Tragelaphus eurycerus isaaci)と西アフリカ、中央アフリカに生息するローランドボンゴ (T. e. eurycerus)が亜種として知られていますが、まだ遺伝子解析によっては支持されていません。

また、西アフリカと中央アフリカの個体群は、非常に長い時間隔離されているとされ、今後別亜種とされる可能性があります。

生息地

ボンゴはアフリカの森林地帯に生息します。

特にケニアでは標高4,300mまでの高地にも見られます。

横たわる縞模様の仔ボンゴと親の群れ
Photo credit: Jean Ogden Just Chaos Photography

形態

体長は1.7~2.5m、体重はオスが240~405㎏、メスが210~235㎏、尾長は45~65㎝で、オスの方が大きくなります。

体色はメスの方が明るく、雌雄ともに10~15本の縞模様が見られます。

枝分かれしない鞘に包まれた角はオスとメスともにあり、75~99㎝になります。

食性

主にブラウザーで、葉や花、枝、樹皮などを長い舌を使いながら食べます。

時々草を食べることもあります。

捕食者にはヒョウ、ハイエナ、ライオンなどが知られています。

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行動・社会

薄明薄暮性ないし夜行性のボンゴは、森林性のアンテロープでは珍しく、群れを作ります。

5頭程度の群れから雌雄入り混じった50頭までの群れまでが見られ、なわばり性は弱いようです。

ボンゴには際立った臭腺がなく、においに依るコミュニケーションは限定的だと思われます。

一方、大きな耳や森林性ということを鑑みても、音声によるコミュニケーションが重要であると考えられます。

飼育施設で立つ大角のボンゴの雄
Photo credit: cianc

繁殖

ボンゴは季節繁殖をするとされています。メスは約280日の妊娠期間ののち、約20㎏の赤ちゃんを一頭産みます。

赤ちゃんはしばらくは茂みなどで隠れて暮らし、母親は授乳のために日に何度かそこを訪れます。

性成熟には2~3年で達し、寿命は飼育下では20年程度です。

金網柵の前に並ぶ縞模様の仔ボンゴ2頭
Photo credit: Drew Avery

人間とボンゴ

絶滅リスク・保全

ボンゴは生息地の破壊や、肉やトロフィーを目的とした狩猟のために、ここ3世代24年の間に20%以上個体数を減らしたとされています。

現在、成熟個体数は1.5~2.5万頭とされ、IUCNのレッドリストでは準絶滅危惧に指定されています。

脅威としては他に、家畜からの伝染病が挙げられます。

特に牛疫はボンゴの個体数に大きく影響したことが何度かあるとされています。

 Bongo | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

日本ではボンゴに会うことはできません。

ウシ科
ブッシュバック属 ウシ亜科 ウシ科 コンゴ 鯨偶蹄目 準絶滅危惧 アフリカ ガーナ ガボン カメルーン ギニア ケニア コートジボワール コンゴ民主共和国 シエラレオネ 中央アフリカ共和国 トーゴ ニジェール ベナン 南スーダン リベリア
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