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ハクビシン

2026 5/13
ジャコウネコ科
2026年5月13日
木の幹で休む白縞顔のハクビシン
©2010 Kabacci : clipped from the original
目次

ハクビシンの基本情報

英名:Masked Palm Civet
学名:Paguma larvata
分類:食肉目 ジャコウネコ科 ハクビシン属
生息地:バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、パキスタン、台湾、タイ、ベトナム、日本
保全状況:LC〈軽度懸念〉

樹幹間で口を開ける白鼻条のハクビシン
Photo credit: Kabacci

参考文献

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外来種?在来種?

漢字で「白鼻心」と書くように、顔の中心をとおる白い模様が特徴的なハクビシン。

彼らは日本に生息する唯一のジャコウネコのなかまですが、彼らはもともと日本にいた在来種なのか、それとも外からきた外来種なのか、最近までよくわかっていませんでした。

江戸時代にボルネオ島から持ち込まれたという記録があったり、戦時中には毛皮目的で輸入されていたりする一方、古い化石がなかったり、ここ最近で特に本州に分布域を急速に拡大したりするなど、どちらのサイドにもそれなりの根拠がありました。


これに決着をつけたのが遺伝子。母系遺伝するミトコンドリアDNAの解析により、日本に住むハクビシンの少なくとも一部は台湾由来であることがわかりました。

こうして現在、ハクビシンは日本では外来種として認められており、2015 年に公表された「生態系被害防止外来種リスト」では、重点対策外来種に指定されています。

重点対策外来種は、日本に定着している外来種のうち、生態系や人間社会に甚大な被害を及ぼし、その対策の目途が現状立っていないものが選定され、ハクビシンの他にはアメリカミンクやマスクラット、カイウサギなどがいます。

ちなみに、甚大な被害を及ぼしているけれども防除手法が確立している、もしくは開発の見込みがある場合、その外来種は緊急対策外来種に選定されます。

これにはアライグマやアカゲザル、タイワンザル、ヌートリアなどが指定されています。

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ここで、外来種ハクビシンによる農作物への被害状況を見てみましょう。

2022年度のハクビシンによる農作物被害額は3億6千万円。

哺乳類ではシカ、イノシシ、サル、アライグマ、クマに次ぐ額です。

2000年には4,500万円だったのと比べると被害額は激増しています。

このような農作物への被害だけでなく、ハクビシンは家屋に浸入もするため、糞尿や寄生虫などによる健康被害や建物への被害、そして在来種への影響も懸念されています。


ところで、生態系や人の生活に大きな影響を与える外来種は、日本ではいわゆる外来生物法によって、特定外来生物に指定され、輸入や飼育などに規制がかかります。

上記の外来種もすべて特定外来生物です。

しかし、このハクビシンは事実大きな被害を出しているのにもかかわらず特定外来生物ではありません。

これは特定外来生物の選定がおおむね明治元年以降に導入された種を対象としているからです。

ハクビシンは鳥獣保護管理法上の狩猟鳥獣ではありますが(狩猟免許を取得した上で、狩猟をしようとする都道府県に狩猟者登録し、狩猟ができる区域・期間・猟法など、法令で定められた制限を遵守すれば狩猟可能)、外来種の観点からの更なる管理が求められています。

樹股に伏す白鼻条のハクビシンの顔
Photo credit:Kabacci
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 我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト 掲載種の付加情報(根拠情報) <動物(哺乳類)> | 環境省

ハクビシンの生態

生息地

ハクビシンはジャコウネコの中では最も広範囲に生息します。

中国南部から東南アジアにかけて、標高2,700mまでの森林地帯に生息します。

本来の生息地では台湾が最北とされます。人の居住地近くに住む場合もあり、家屋を住みかとすることもあります。

形態

体長は40~70㎝、体重は2~5㎏、尾長は40~45㎝でイエネコほどの大きさです。

ジャコウネコのなかまの特徴である肛門腺からでる分泌物は、マーキングや敵への威嚇の際に利用されます。

樹幹で身を伸ばす灰毛のハクビシンの正面
Photo credit: Kabacci

食性

ハクビシンは雑食性で、果実の他、爬虫類、両生類、小型哺乳類、魚類、昆虫類、甲殻類などを食べます。

野菜などの農作物も食べます。

行動・社会

ハクビシンは夜行性です。

日中は樹洞や屋根裏などで休息します。

単独性と思われますが、複数で見られる場合もあります。

指は五本あり把握力があるため、電線のような細いものでもつかんで渡ることができます。

繁殖

年に1度繁殖します。メスの妊娠期間は約2ヵ月で、最大4匹の赤ちゃんを産みます。

赤ちゃんは生後9日ほどで目を開け、3ヵ月齢で大人の大きさになります。

寿命は野生化で10年、飼育下では20年生きるものもいるようです。

人間とハクビシン

絶滅リスク・保全

IUCNのレッドリストでは軽度懸念の評価です。

しかし、特に東南アジアでは生息地の破壊によって個体数は減少傾向にあるとされています。

 Masked Palm Civet | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

ハクビシンは全国各地の動物園で見ることができます。

特に九州では野生個体の報告がないので、九州でハクビシンを見たい場合は、福岡県の大牟田市動物園に行ってみてください。

なお、野生のハクビシンを見つけた場合は自治体に連絡してください。勝手に捕獲すると法令違反になります。

 動物紹介 |大牟田市動物園

ジャコウネコ科
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