メニュー
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー
世界のいきものを動画でチェック!YouTube
いきもの.com
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー

プロングホーン

2026 4/25
プロングホーン科
2026年4月25日
プロングホーン
©2017 Yellowstone National Park : clipped from the original
目次

プロングホーンの基本情報

英名:Pronghorn
学名:Antilocapra americana
分類:鯨偶蹄目 プロングホーン科 プロングホーン属
生息地:カナダ、メキシコ、アメリカ合衆国
保全状況:LC〈軽度懸念〉

プロングホーン
Photo credit: USFWS Mountain-Prairie

参考文献

キリンのひづめ、ヒトの指 比べてわかる生き物の進化 [ 郡司 芽久 ]
created by Rinker
¥1,650 (2026/04/30 16:36:50時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング
キリン解剖記 [ 郡司芽久 ]
created by Rinker
¥1,320 (2026/04/30 17:30:17時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング
哺乳類の生物学2 形態 新装版 (哺乳類の生物学 新装版) [ 大泰司 紀之 ]
created by Rinker
¥4,070 (2026/04/30 20:15:10時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング

プロングホーン

哺乳類には角が生えた動物がいますが、彼らの角は大きく5種類に分けられます。

一つ目はサイの角。

形は最もシンプルで、枝分かれせず円錐状。

ホーンと呼ばれます。

サイの角は骨ではなく、角質化した表皮でできています。

これには髪や爪などに含まれるケラチンが多く含まれています。

あわせて読みたい
シロサイ https://youtu.be/Ou0XQra3av0 シロサイの基本情報 英名:White Rhino学名:Ceratotherium simum分類:奇蹄目 サイ科 シロサイ属生息地:南アフリカ、ボツワナ、エスワ...

二つ目はヒツジやヤギなどを含むウシ科特有の角。

洞角(どうかく)と呼ばれる角です。

これは頭蓋骨の突起を皮膚の角質層が変形した鞘が包んだもので、通常オスもメスも角を持ちます。

この角は枝分かれせず、抜け落ちることはありません。

こちらもホーンと呼ばれますが、ねじれたり大きかったりと様々です。

あわせて読みたい
ジェレヌク ジェレヌクの基本情報 英名:Gerenuk学名:Litocranius walleri分類:鯨偶蹄目 ウシ科 ジェレヌク属生息地:ジブチ、エチオピア、ケニア、ソマリア、タンザニア保全状況...

三つ目はシカの角。

枝角と呼ばれ、英語ではアントラーと言います。

トナカイを除くと枝角を持つのはオスだけで、毎年生え変わります。

枝角は頭蓋骨が突起状に伸び、皮膚を突き破りむき出しになったものですが、生え変わり段階の成長中の角は血が通った皮膚に覆われており、袋角と呼ばれています。


四つ目はキリンとオカピの角。

オシコーンと呼ばれ、オカピにはオスにのみ生えます。

オシコーンは皮膚の中に作られる皮骨と呼ばれる骨からなり、成長するにつれて頭骨と癒合していきます。

オシコーンはキリンでは頭に2本、額に1本生えます。

あわせて読みたい
トナカイ トナカイの基本情報 英名:Reindeer学名:Rangifer tarandus分類:鯨偶蹄目 シカ科 トナカイ属生息地:カナダ、フィンランド、グリーンランド、モンゴル、ノルウェー、...
いきもの.com
キリン WEB動物図鑑 世界一背の高い哺乳類、キリン。彼らの背はなぜ高いのか、のっぽの代償は?生態は?詳しく解説します。
あわせて読みたい
オカピ オカピの基本情報 英名:Okapi学名:Okapia johnstoni分類:鯨偶蹄目 キリン科 オカピ属生息地:コンゴ民主共和国保全状況:EN〈絶滅危惧ⅠB類〉 Photo credit: cuatrok7...

そして最後、五つ目がプロングホーンの角です。

この角はプロングホーンと呼ばれ、プロングホーンはその角の名前で呼ばれる珍しい動物です。

彼らの角は洞角とほとんど同じ構造ですが、鞘が毎年はがれ作り替えられる点で異なります。

また、プロングという英語がフォークなどの「又」という意味を持つことからわかるように、角に枝分かれがある点でも違います。


プロングホーンはメスも7割ほどが角を持ちますが、枝分かれせず、その大きさは数㎝で耳より大きくなることはありません。

一方のオスの角は25㎝にもなります。

角は生後半年ごろから生え始め、その1年後に初めて鞘が剥がれます。

鞘は11月~12月に剥がれ落ち、その後新しい鞘が角を覆います。

プロングホーンの角は、メスをめぐる戦いの際に使われ、対捕食者用ではありません。

捕食者対策として、彼らは角ではなく足を使います。

プロングホーンはチーターに次いで足が速い動物で、時速90㎞以上で走ることができます。

また、チーターよりも持久力があるため、総合的な走力では動物界一かもしれません。

あわせて読みたい
チーター https://youtu.be/R-KXeL4fH8U https://youtu.be/5HUS9y-3CFA チーターの基本情報 英名:Cheetah学名:Acinonyx jubatus分類:ネコ科 チーター属生息地:アルジェリア、...

一つ疑問なのは、なぜ彼らはオオカミなどの捕食者を優に超える速さで走れる必要があるのかということです。

一説によると、その理由はかつての捕食者の足が速かったからと言われています。

現在のウェストバージニア州の洞窟から、300万年前のチーターのような動物の化石が見つかっています。

その動物がどれだけの速さを誇っていたかはわかりませんが、プロングホーンが彼らとの競争の末、そのスピードを獲得したという説明は、アフリカのチーターとガゼルの例を見てみると説得力がありそうです。

プロングホーンの角のように話がそれてしまいました。

あわせて読みたい
オオカミ オオカミの基本情報 英名:Grey Wolf学名:Canis lupus分類:食肉目 イヌ科 イヌ属生息地:アフガニスタン、アルバニア、アルメニア、オーストリア、アゼルバイジャン、...
プロングホーン
Photo credit: Larry Lamsa

プロングホーンの生態

分類

アメリカプロングホーン(A. a. americana)、アリゾナ州南西部、メキシコ・ソノラ北東部に生息するソノラプロングホーン(A. a. sonoriensis)、バハカリフォルニアプロングホーン(A. a. peninsularis)の主に3亜種が知られています。

生息地

プロングホーンは北米の標高3,350mまでの草原に生息します。

視覚がさえぎられる閉じた環境は避けて暮らします。

ハワイに導入された過去がありますが、現在は絶滅しています。

生息個体数の半分はワイオミング州に生息するとされています。

プロングホーン
Photo credit: USFWS Mountain-Prairie

形態

体長は1.1~1.4m、肩高は80~90㎝、体重は35~70㎏、尾長は10㎝でオスの方が大きくなります。

耳は大きく14㎝ほど。

切歯と犬歯は下顎にしかありません。

あごや蹄の間、お尻などに臭腺が存在します。

プロングホーン
Photo credit: Ropes in The Water

食性

植物食のプロングホーンは、葉、草、茎などを食べます。

一部個体群はサボテンも食べるようです。

北部個体群では、夏には広葉草本、冬にはヤマヨモギが重要なエサとなります。

エサの質に依りますが、ほとんど水を飲まなくても生活できます。

プロングホーンは反芻獣で、胃は4つに分かれています。

捕食者にはボブキャット、コヨーテ、オオカミ、ピューマ、クマ、イヌワシなどが知られています。

あわせて読みたい
ボブキャット https://youtu.be/Nw7vQkrJA5E ボブキャットの基本情報 英名:Bobcat学名:Lynx rufus分類:ネコ科 オオヤマネコ属生息地:カナダ、アメリカ合衆国、メキシコ保全状況:...
あわせて読みたい
コヨーテ コヨーテの基本情報 英名:Coyote学名:Canis latrans分類:イヌ科 イヌ属生息地:ベリーズ、カナダ、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ...
あわせて読みたい
ピューマ ピューマの基本情報 英名:Puma /Cougar/ Mountain lion学名:Puma concolor分類:ネコ科 ピューマ属生息地:アルゼンチン、ベリーズ、ボリビア、ブラジル、カナダ、チ...

行動・社会

夏にメスは10頭程度のメスと子供だけの群れを作ります。

一方、若いオスはオス同士の群れを作り、成熟したオスは単独で暮らします。

夏の暮れ、繁殖期に入るとオスはなわばりを築いてハーレムを持ち、複数のメスと交尾します。

その後、冬になるとオスメス入り混じった大きな群れを作りますが、春になるとそれぞれ分散していきます。


プロングホーンは北米ではトナカイに次いで長距離を移動する有蹄類で、冬には150㎞以上移動する個体群もあります。

視覚が優れており、危険を感じた際にはお尻の白い毛を逆立て、仲間にシグナルを送ります。

プロングホーン
Photo credit: USFWS Mountain-Prairie

繁殖

繁殖は北部では9~10月にかけて行われますが、南部ではより早い時期に始まります。

メスは約8ヵ月の妊娠期間ののち、3~4㎏の赤ちゃんを1~2頭産みます。

赤ちゃんは生後30分ほどで歩き始め、数日で人よりも速く走れるようになります。

ただ、生後数週間までは茂みに隠れて過ごします。

生後3週ごろ、母親についていくようになり、固形物を食べ始めます。

1~1.5歳で独立し、3歳ごろまでに性成熟に達します。

寿命は野生では10年ほどです。

プロングホーン
Photo credit: USFWS Mountain-Prairie

人間とプロングホーン

絶滅リスク・保全

1800年代、プロングホーンは3,500万頭以上いたとされていますが、肉やスポーツを目的とした狩猟や人間活動による生息地の破壊により、1900年代初頭には2万頭と推測されるまで激減します。

しかし、法の整備や保全活動により、干ばつや厳冬の影響で振れ幅はあるものの、今では100万頭ほどが存在するとされ、IUCNのレッドリストでは軽度懸念の評価です。


現在、大きな脅威はないですが、家畜の影響やインフラの整備、特にメキシコでは密猟などが一部地域で脅威となっている可能性があります。

亜種によっては絶滅の危機に瀕しておりソノラプロングホーンは1,000頭未満、バハカリフォルニアプロングホーンは200頭が残るのみとされています。

 Pronghorn | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

日本ではプロングホーンに会えません。

プロングホーン
Photo credit: Henry
プロングホーン科
プロングホーン属 プロングホーン科 鯨偶蹄目 軽度懸念 北米 アメリカ合衆国 カナダ メキシコ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
カテゴリー
  • 被甲目
    • アルマジロ科
  • 鱗甲目
    • センザンコウ科
  • 管歯目
    • ツチブタ科
  • 有毛目
    • ナマケモノ亜目
      • フタユビナマケモノ科
      • ミユビナマケモノ科
    • アリクイ亜目
      • アリクイ科
      • ヒメアリクイ科
  • イワダヌキ目
    • ハイラックス科
  • 兎形目
    • ウサギ科
    • ナキウサギ科
  • 奇蹄目
    • バク科
    • ウマ科
    • サイ科
  • 長鼻目
    • ゾウ科
  • 海牛目
    • ジュゴン科
    • マナティー科
  • 鯨偶蹄目
    • ペッカリー科
    • イノシシ科
    • シカ科
    • プロングホーン科
    • ウシ科
    • カバ科
    • ラクダ科
    • ヒゲクジラ亜目
      • セミクジラ科
      • コククジラ科
      • ナガスクジラ科
    • ハクジラ亜目
      • アマゾンカワイルカ科
      • イッカク科
      • ネズミイルカ科
      • マッコウクジラ科
      • マイルカ科
    • キリン科
  • フクロネコ形目
    • フクロネコ科
  • 双前歯目
    • カンガルー型亜目
      • カンガルー科
    • ウォンバット型亜目
      • コアラ科
      • ウォンバット科
  • 齧歯目
    • リス形亜目
      • リス科
    • ヤマアラシ形亜目
      • ヤマアラシ顎下目
        • ヌートリア科
        • デバネズミ科
    • ビーバー形亜目
      • ビーバー科
  • 単孔目
    • ハリモグラ科
    • カモノハシ科
  • 食肉目
    • ネコ型亜目
      • ネコ科
      • ジャコウネコ科
      • ハイエナ科
      • マングース科
      • マダガスカルマングース科
    • イヌ型亜目
      • アシカ科
      • セイウチ科
      • アザラシ科
      • イタチ科
      • クマ科
      • スカンク科
      • イヌ科
      • アライグマ科
      • レッサーパンダ科
  • 霊長目
    • 曲鼻亜目
      • キツネザル下目
        • アイアイ上科
          • アイアイ科
        • キツネザル上科
          • イタチキツネザル科
          • インドリ科
          • キツネザル科
          • コビトキツネザル科
      • ロリス下目
        • ロリス上科
          • ガラゴ科
          • ロリス科
    • 直鼻亜目
      • メガネザル下目
        • メガネザル上科
          • メガネザル科
      • 真猿下目
        • 広鼻小目
          • オマキザル上科
            • オマキザル科
            • クモザル科
          • サキ上科
            • サキ科
        • 狭鼻小目
          • オナガザル上科
            • オナガザル科
          • ヒト上科
            • ヒト科
            • テナガザル科
  • 参考書籍
  • 用語
  • インタビュー
生き物.comについて
  • Home
  • 図鑑
  • いきもの.comについて
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 鯨偶蹄目
  3. プロングホーン科
  4. プロングホーン
目次