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カリフォルニアアシカ

2026 5/04
アシカ科
2026年5月4日
カリフォルニアアシカ
©2008 Oregon Department of Fish & Wildlife: clipped from the original
目次

カリフォルニアアシカの基本情報

英名:Californian Sea Lion
学名:Zalophus californianus
分類:食肉目 アシカ科 カリフォルニアアシカ属
生息地:アメリカ、メキシコ、カナダ
保全状況:LC〈軽度懸念〉

カリフォルニアアシカ
Photo credit: Watts

参考文献

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沿岸性の鰭脚類

カリフォルニアアシカは北東太平洋の沿岸域に生息する鰭脚類です。

ロサンゼルスやサンフランシスコといった大都市のビーチなどに現れることも多く、観光スポットにもなっています。


彼らは繁殖期以外にもこうした沿岸の岩場やビーチに現れますが、こうした彼らの特性は、必然的に人間との距離を近くします。

かつて彼らはその肉や脂肪などが人間の日常生活に使われるために、また、漁業への影響を減らすために猟獲されていました。

特に19世紀から20世紀初めにかけて、キタオットセイなどの他の鰭脚類ほどではないにしろ、さかんに猟獲が行われ、個体数が激減してしまいます。

これは彼らが沿岸性であるということに少なからず関係しています。


こうした彼らの沿岸性にかかわる脅威は実は今でも存在しています。

例えば、レプトスピラ症などノライヌなどの陸生動物から病気がうつることもあり、ブルセラ症はカリフォルニアアシカに流産を引き起こします。

また、人間の生活排水により富栄養化した場所では、藻類が大量発生することがあり、これは魚などの餌生物だけでなく、それを食べるカリフォルニアアシカのような捕食者にも悪影響を及ぼします。

さらに沿岸域ではDDTやPCBsといった有害性がある化合物を摂取してしまう可能性が沖合よりも高く、その蓄積が懸念されています。


このように、沿岸性である彼らの周りには様々な危険が付きまとっていますが、アメリカ合衆国で海棲哺乳類保護法(Marine Mammal Protection Act)が制定された1972年以降、彼らの個体数は増加傾向に転じます。

現在のところ、彼らが絶滅する心配はあまりしなくてもいい状況です。


ところで、カリフォルニアアシカが分類されるカリフォルニアアシカ属には、他に2種が知られています。

それがガラパゴスアシカとニホンアシカです。

彼らは以前、カリフォルニアシカの亜種とされていましたが、今ではそれぞれ独立種として知られています。

このうちカリフォルニアアシカよりも少し大きなニホンアシカは、かつて日本各地に生息していました。

しかし、主に皮革、油脂、食用、肥料用などの目的で乱獲された結果、1975年、島根県竹島で確認されたのを最後に、目撃例が途絶えてしまいます。

環境省は最後の目撃から50年たっていないことからニホンアシカを未だ絶滅危惧ⅠA類としていますが、IUCNは飼育下ですらこの世に存在しない絶滅という判断を下しています。


ニホンアシカに、カリフォルニアアシカのような法的保護があれば、彼らはまだ日本の近くを泳いでいたかもしれません。

逆に、カリフォルニアアシカに保全が行われていなければ、ニホンアシカと同じ道をたどったかもしれません。

人間による積極的な保全、管理が動物の未来を分けた良い例でしょう。

カリフォルニアアシカ
Photo credit: Wildcat Dunny

カリフォルニアアシカの生態

生息地

カリフォルニアアシカは、アメリカ・ワシントン州の太平洋岸から南はカリフォルニア半島まで、浅い沿岸で暮らします。

形態

体長はオスが2.3~2.5m、メスが2m、体重はオスが約400㎏、大きいもので約520㎏、メスが平均110㎏と性的二型が顕著です。

またオスが暗い色をしている一方、メスは明るい色をしています。また、オスの頭頂部の盛り上がりが特徴的です。

カリフォルニアアシカ
Photo credit: marneejill

食性

イワシ、アンチョビ、アジ、サバ、タチウオ、タコ、イカなどさまざまな種類の魚や頭足類を食べますが、そこで豊富な4~5種を主要なエサとしています。

捕食者にはシャチの他、サメやコヨーテ、ハクトウワシが知られています。

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行動・社会

繁殖期以外にも社会性はあり、集団で見られることもあります。

オスは繁殖期を終えると、アラスカなど採餌海域に回遊します。

一方、メスは育児があるため出産した場所の周囲で暮らすことが一般的です。

ただ、エルニーニョにより海が温かくなると、メスもワシントンまで北上することもあるようです。

潜水は50m程度が一般的ですが、400m以上潜ることもできます。

太陽の熱を吸収するために、片方の鰭を海上に出したまま動かず漂流するラフティングと呼ばれる行動が知られています。

カリフォルニアアシカ
Photo credit: David Merrett

繁殖

繁殖は5月~8月にかけて行われます。

メスは出産から長いと4週間は発情しないため、メスが出産するころ、オスは繁殖場に上陸し、なわばりをめぐって闘争します。

なわばり争いが続く1.5ヵ月の間、オスは飲まず食わずです。

なわばりを築けたオスはメスと交尾し、メスは着床遅延を含む約11ヵ月の妊娠期間ののち、1頭の赤ちゃんを産みます。

生後すぐに性差は現れ、生後2週のメスの体重が約7.5㎏なのに対し、オスは約9㎏にもなります。

母親は産後1週間ほど赤ちゃんと過ごしたのち、数日間採餌に出かけます。

そして子のもとに戻り1~2日授乳したのち、再び採餌に出かけ、このサイクルを繰り返します。

子供は1~2歳まで母親と過ごし、その後独立していきます。

雌雄ともに4~5歳で性成熟に達しますが、オスが実際に繁殖できるのは9~12歳で自分のなわばりをもてるようになった頃です。

寿命はオスが最大19年、メスが最大25年です。

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カリフォルニアアシカ
Photo credit: Don DeBold

人間とカリフォルニアアシカ

絶滅リスク・保全

カリフォルニアアシカの全個体数は40万頭弱と見積もられており、個体数は増加中とされています。

IUCNのレッドリストでは軽度懸念の評価です。

脅威としては、上述の他、漁具への絡まりや海洋ゴミによるものなどがあります。

また、エルニーニョ現象の年は、海洋の温暖化により餌生物が減少し、子供の死亡率が高くなることが知られています。

 Californian Sea Lion | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

カリフォルニアアシカには、全国各地の動物園や水族館で会うことができます。

シャチがいる千葉県の鴨川シーワールドやパンダがいる和歌山県のアドベンチャーワールドなど、学習能力が高い彼らがショーで活躍しているところもあるので、ぜひ彼らの賢さを間近で体感してみてください。

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