メニュー
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー
世界のいきものを動画でチェック!YouTube
いきもの.com
  • ホーム
  • 図鑑
  • タグ一覧
  • 参考文献
  • 用語辞典
  • クイズ
  • インタビュー

アカシマリス

2026 5/16
リス科
2026年5月16日
岩の上で伏せる縞模様のアカシマリス
©2019 Donald Hobern : clipped from the original
目次

アカシマリスの基本情報

英名:Hopi Chipmunk
学名:Neotamias rufus
分類:齧歯目 リス型亜目 リス科 アメリカシマリス属
生息地:アメリカ合衆国
保全状況:LC〈軽度懸念〉

アカシマリス 生息地マップ 在来個体群
赤砂岩の岩上に立つアカシマリスの側面
Photo credit: James St. John

参考文献

リスの生態学 / 田村典子 【本】
created by Rinker
¥4,180 (2026/05/30 13:41:22時点 楽天市場調べ-詳細)
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahooショッピング

岩場のシマリス

齧歯目に分類されるリスは300種近くが知られていますが、それらはニホンリスやキタリスなどの樹上性リス、マーモットやプレーリードッグなどの地上性リス、ムササビやモモンガなどの滑空性リスに大きく分けることができます。

この中で、体の縞模様からそう呼ばれるシマリスは地上性リスに属します。

地上性リスの半分以上は北米に生息しています。

アカシマリスもアメリカ合衆国のコロラド州西部、ユタ州東部、アリゾナ州北東部に生息しています。

あわせて読みたい
ニホンリス ニホンリスの基本情報 Photo credit: Ken Ishigaki 参考文献 貯食と種子散布 リス科は現在300種ほどが知られていますが、樹上で生活する樹上性リス、地上で生活する地上...
あわせて読みたい
キタリス キタリスの基本情報 Photo credit: hedera.baltica 参考文献 国外外来種と国内外来種 ユーラシアに生息するキタリスは、アメリカ大陸とほぼ同じ面積である約4,200万㎢に...
あわせて読みたい
キバラマーモット キバラマーモットの基本情報 Photo credit: Laura M 参考文献 巣穴での暮らし アメリカ西部を中心にロッキー山脈などの高地に生息するキバラマーモットは、和名や英名だ...
あわせて読みたい
オグロプレーリードッグ オグロプレーリードッグの基本情報 Photo credit: USFWS Mountain-Prairie 参考文献 タウン 北米のグレートプレーンズを中心として分布するオグロプレーリードッグは、...
あわせて読みたい
アメリカモモンガ アメリカモモンガの基本情報 Photo credit: Marie Hale 参考文献 北米の滑空性リス リス科には約280種が知られており、大きく樹上性、地上性、滑空性に分けることができ...

ここで名前の解説をしましょう。

アカシマリスの「アカ」とは、彼らの体色を示しています。

アカシマリスは乾燥した岩場に生息しますが、その色に紛れるような体色をしています。

これは学名の”rufus”にも見ることができます。

Rufusとはラテン語で「赤い」と言う意味で、アメリカアカオオカミやアカカンガルーなどの学名にも用いられています。

学名のうち”tamias”とは「(財産などを)管理する者」を意味します。

これはシマリスがエサを蓄える習性を持つことに由来します。

アカシマリスも種子などの餌を岩の隙間などに隠して後に食べるという習性を持ちます。

最後に英名について。

アカシマリスは英語で”Hopi chipmunk”。

“chipmunk”は「シマリス」を意味する言葉である一方、”Hopi”とはアメリカの先住民ホピ族を指します。

ホピ族はアリゾナ州で暮らす民族ですが、これがアカシマリスの生息地の一部でもあることからそのように名づけられました。

先住民族の言葉に由来する名前は、例えばトナカイがアイヌ族の言葉に由来したり、トナカイの北米での呼び名”caribou(カリブー)”がミクマク族の言葉に由来したり、ヘラジカの北米での呼び名”moose(ムース)”がアルゴンキン族の言葉に由来したりと例が少なくありませんが、民族の名前がそのまま名前に反映された哺乳類はほとんどいません。

あわせて読みたい
アメリカアカオオカミ アメリカアカオオカミの基本情報 Photo credit: Red Wolf 参考文献 最も絶滅に近い肉食動物 オオカミよりも小さく、スレンダーで毛が短いアメリカオオカミ。かつてアメ...
あわせて読みたい
アカカンガルー アカカンガルーの基本情報 Photo credit: Laurie Boyle 参考文献 着床遅延 カンガルーは言わずと知れた有袋類の一種ですが、有袋類の特徴として、赤ちゃんが未熟な状態...
あわせて読みたい
トナカイ トナカイの基本情報 Photo credit: Alaska Region U.S. Fish & Wildlife Service 参考文献 銀世界への適応 おそらく世界で最も有名なシカ科動物、トナカイ。彼らは...
あわせて読みたい
ヘラジカ ヘラジカの基本情報 Photo credit: U.S. Fish and Wildlife Service Headquarters 最大のシカ ヘラジカは北米とユーラシアに生息しています。両大陸のヘラジカはかつて...

さて、そんなアカシマリスですが、他の多くのシマリスと違って冬眠をしません。

彼らは11月ごろから不活発になり、寒すぎると一時的な冬眠であるトーパー状態になることもありますが、そうでないときは巣から出ることもあります。

アカシマリスは他のシマリスよりも脂肪がつきやすく、最大で体重の10~20%の脂肪を蓄えることができます。

これにより冬眠をしなくても冬を乗り切ることができるのです。

シマリスと一口に言っても、冬の過ごし方は種によって様々なのです。

 Tamias rufus (Hoffmeister & Ellis, 1979) | GBIF

赤砂岩の隙間から顔を覗かせるアカシマリス
Photo credit: Arches National Park

アカシマリスの生態

生息地

標高1,290~2,700mの、ピニヨンやジュニパーが生えた岩場の多い環境に生息します。

他のリスと分布域を重複させていますが、例えばキマツシマリスとは低地にキマツシマリス、高地にアカシマリスと言ったようなすみ分けが見られます。

あわせて読みたい
キマツシマリス キマツシマリスの基本情報 Photo credit: Darren Kirby 参考文献 冬眠と貯食 温帯には必ず冬がやってきます。動物にとってこの冬は一年で最も厳しい季節です。恒温動物...

形態

全長は19.7~23.5㎝、そのうち約9㎝をしっぽが占めます。

体重は47.9~59.3gで、メスの方が大きい傾向にあります。

春と秋に換毛します。

頬袋を持っており、エサの運搬に役立っています。

赤砂岩岩陰で食べるアカシマリスの側面
Photo credit: Bryan Chan

食性

種子やベリーを主食とし、このほか花や昆虫、わずかですが植物の緑の部分も食べます。

また、人間がキャンプなどで残したものも食べます。

捕食者にはコヨーテやオナガオコジョ、ブルスネークなどのヘビ類、猛禽類が知られています。

あわせて読みたい
コヨーテ コヨーテの基本情報 Photo credit: California Department of Fish and Wildlife 勢力拡大中 小さくはあるものの、その姿はプレーリーウルフなどとも呼ばれるようにオオ...

行動・社会

単独性のアカシマリスは昼行性で、特に朝方と夕方に活発になります。

特に夏の昼間は、暑さを避けるために岩場や低木の根元などに作った巣で過ごします。

暑いと体の腹側全体を地面につけ、熱を逃がす行動が見られます。

行動圏は約1haです。

11月頃から4月ごろにかけて不活発になり、巣の外ではあまり見られなくなります。

繁殖

繁殖は2月から4月にかけて行われます。

メスの妊娠期間は30~33日で、一度に5匹前後の赤ちゃんが生まれます。

赤ちゃんは3g程度しかなく、目は閉じ、無毛の無力な状態で生まれます。

母親によって育てられる赤ちゃんは生後5週ごろには巣の外に出始め、生後6~7週には離乳し独立していきます。

性成熟には生後10~11ヵ月で達します。

寿命は知られていませんが野生で2~3年と思われます。

枯木に座る橙尾のアカシマリスの側面
Photo credit: Mdf

人間とアカシマリス

絶滅リスク・保全

分布域が比較的広く個体数も安定しているアカシマリスの絶滅は、今のところ心配されていません。

彼らの生存を脅かす大きな脅威もなく、IUCNのレッドリストでは軽度懸念の評価です。

 Hopi Chipmunk | The IUCN Red List of Threatened Species

動物園

日本でアカシマリスを見ることはできません。

岩盤地で立つアカシマリスの遠景の側面
Photo credit: Donald Hobern
リス科
アメリカシマリス属 リス科 リス型亜目 齧歯目 軽度懸念 北米 アメリカ合衆国
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
カテゴリー
  • 被甲目
    • アルマジロ科
  • 鱗甲目
    • センザンコウ科
  • 管歯目
    • ツチブタ科
  • 有毛目
    • ナマケモノ亜目
      • フタユビナマケモノ科
      • ミユビナマケモノ科
    • アリクイ亜目
      • アリクイ科
      • ヒメアリクイ科
  • イワダヌキ目
    • ハイラックス科
  • 兎形目
    • ウサギ科
    • ナキウサギ科
  • 奇蹄目
    • バク科
    • ウマ科
    • サイ科
  • 長鼻目
    • ゾウ科
  • 海牛目
    • ジュゴン科
    • マナティー科
  • 鯨偶蹄目
    • ペッカリー科
    • イノシシ科
    • シカ科
    • プロングホーン科
    • ウシ科
    • カバ科
    • ラクダ科
    • ヒゲクジラ亜目
      • セミクジラ科
      • コククジラ科
      • ナガスクジラ科
    • ハクジラ亜目
      • アマゾンカワイルカ科
      • イッカク科
      • ネズミイルカ科
      • マッコウクジラ科
      • マイルカ科
    • キリン科
  • フクロネコ形目
    • フクロネコ科
  • 双前歯目
    • カンガルー型亜目
      • カンガルー科
    • ウォンバット型亜目
      • コアラ科
      • ウォンバット科
  • 齧歯目
    • ネズミ形亜目
      • トビネズミ科
      • メクラネズミ科
    • リス形亜目
      • ヤマネ科
      • リス科
    • ヤマアラシ形亜目
      • ヤマアラシ顎下目
        • ヌートリア科
        • デバネズミ科
    • ビーバー形亜目
      • ポケットマウス科
      • ホリネズミ科
      • ビーバー科
  • 単孔目
    • ハリモグラ科
    • カモノハシ科
  • 食肉目
    • ネコ型亜目
      • ネコ科
      • ジャコウネコ科
      • ハイエナ科
      • マングース科
      • マダガスカルマングース科
    • イヌ型亜目
      • アシカ科
      • セイウチ科
      • アザラシ科
      • イタチ科
      • クマ科
      • スカンク科
      • イヌ科
      • アライグマ科
      • レッサーパンダ科
  • 霊長目
    • 曲鼻亜目
      • キツネザル下目
        • アイアイ上科
          • アイアイ科
        • キツネザル上科
          • イタチキツネザル科
          • インドリ科
          • キツネザル科
          • コビトキツネザル科
      • ロリス下目
        • ロリス上科
          • ガラゴ科
          • ロリス科
    • 直鼻亜目
      • メガネザル下目
        • メガネザル上科
          • メガネザル科
      • 真猿下目
        • 広鼻小目
          • オマキザル上科
            • オマキザル科
            • クモザル科
          • サキ上科
            • サキ科
        • 狭鼻小目
          • オナガザル上科
            • オナガザル科
          • ヒト上科
            • ヒト科
            • テナガザル科
  • 参考書籍
  • 用語
  • インタビュー
生き物.comについて
  • Home
  • 図鑑
  • いきもの.comについて
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 齧歯目
  3. リス形亜目
  4. リス科
  5. アカシマリス
目次